栄養サポートチーム
- Nutrition Support Team [NST]

多職種で効果的な栄養療法を選択・実施し、高い治療効果と患者満足の向上に貢献

入院・外来患者に対して効果的な栄養療法を選択・実施します。
適切な栄養療法により治療効果を高め、患者満足の向上・在院日数の短縮・医療費の削減等に貢献することを目的に活動しています。 

\ チーム代表者から /

各部門NSTにて栄養に問題がある患者さんを抽出してカンファレンス

当院は各診療科・病棟に部門のNSTを設置し、各部門NSTにて栄養に問題がある患者さんを抽出し、週に1回以上、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・リハビリ療法士によるNSTカンファレンスを行なっています。病棟それぞれで行うことで、入院早期から介入しやすい、経過の把握がしやすい、気軽に栄養の相談ができるなど多くのメリットがあります。また、経管栄養を施行する患者さんが年々増加しており、医療安全の面からも安全な経管栄養の投与を目的として、2017年より管理栄養士による経管栄養の疑義照会の取り組みを開始しました。医師の経管栄養指示を確認して、栄養投与の速度や量に問題があれば、速やかに医師に問い合わせを行っています。
【 栄養治療部 高瀬 綾子(管理栄養士)】

ベッドサイドからの声

患者さんの状態に合わせたアドバイスが得られる

NSTカンファレンスでは、患者さんの病状・身長体重・活動量・食事摂取量・嗜好などを考えながら、栄養状態の改善に向けて話し合っています。当病棟は消化器外科であり、絶食期間が長期化したり癌のターミナルで食事が進まなかったりする患者さんも多くいます。栄養補助食品を増やすために食事形態を変更したり、脂肪製剤や微量元素の投与を提案してくれたりと患者さんの状態に合わせたアドバイスをしてもらい、とても助かっています。
【 外科病棟 看護師 】

活動実績