開放病床&登録医
開放病床
地域医療連携、機能分化の推進のため、地域の医療機関へ当院の病床を開放し、医療資源を活用していただいています。
登録医のメリット
- 患者さんを訪問し、状態を把握した上で当院主治医と診療について話し合うことができます。
- 当院主治医と患者さんの入院中の診療について密に連携をとることにより、退院後継続医療をスムーズに行うことができます。
- 当院の医療資源を有効にご利用いただけます。
- 当院図書室利用
利用時間 9:00~17:00(コピーは10円/1枚)※本の貸出は行っていません。
対象患者
急性期医療が必要な患者さん
対象科 | 対象病棟 | 病床数 |
---|---|---|
消化器内科、呼吸器内科、糖尿内科、腎臓内科、血液内科、内分泌代謝科、リウマチ内科、脳神経内科、循環器内科、小児科、泌尿器科、外科 | 1-6 | 1床 |
8-東 | 1床 | |
2-4 | 1床 | |
2-6 | 1床 | |
3-6 | 1床 | |
3-12 | 1床 | |
9-4 | 1床 | |
小児科 | 5ー西 | 1床 |
泌尿器科 | 3-11 | 1床 |
外科 | 9-6 | 1床 |
登録医
開放病床登録医は院外主治医、当院の医師は院内主治医の二人主治医制となります。
登録医の要件
- 病院と覚書を取り交わしている医師会へ所属していること。
- 保険医の届出を行っていること。(病院での兼務届は不要)
- 開放病床の趣旨を理解していただき、細則等を遵守できること。
登録医申請の流れ
- お電話にて地域医療連携室へ登録医申請希望の旨を伝えてください。
- 地域医療連携室より登録医申請書を郵送いたします。
- 登録医申請書を記入後、地域医療連携室へご提出ください。
- 地域医療連携室より所属医師会に承認をいただきます。
- 当院での承認後、申請受理いたします。
- 申請受理後、地域医療連携室より各種案内書をお持ちしてご説明にうかがいます。
入院手続
受入診療科確認の後、入院決定となります。
- 登録医より患者さんへ開放病床について説明してください。
- お電話にて「開放病床入院希望」の旨を伝えていただき開放病床入院依頼書と診療情報提供書をFAXしてください。
入院依頼書(PDF) - 病床等調整後、地域医療連携室より入院予約日をご連絡(FAX)いたします。
- 登録医より患者さんへ診療情報提供書と入院に関する書類(ピンクファイル)をお渡しください。患者さんに記載要領説明書を参考に入院申込書等に記入いただき入院当日にお持ちいただく。
(入院に関する書類はお持ちでなければ入院日にお渡しします。) - 入院予定日に外来受診後であれば1-8(地域医療連携室)、直接入院であれば1-65(入退院支援センター)へおこしください。
※入院中でもご希望いただければ開放病床の利用が可能です。但し、緊急入院の当日は対象外とさせていただきます。
※患者さんの病状などにより、入院時または入院後に診療科、病棟が変更になる場合もあります。開放病床対象診療科以外に入院・転科した場合は、開放病床の扱いから外れます。
共同指導
患者さんの入院期間中、お時間がございましたら当院へ共同指導にお越しください。
- ご来院前に必ず地域医療連携室へご連絡ください。患者さんが検査などでご不在の場合があります。
地域医療連携室:086-422-5024
患者さんのご予定を確認の上、当院主治医、看護師長に連絡をとり当日は開放病床担当者が病棟へご案内いたします。 - 地域医療サービス室にて白衣、名札を着用し登院簿へ登院時刻を記載してください。
- 病棟へご案内後主治医、病棟師長と患者さんへ共同指導を行ってください。
- 共同指導後、当院電子カルテに共同指導を行った旨を記事入力してください。
- 地域医療サービス室にて帰院時間を記載してください。
その他
駐車場 | 倉敷中央病院 救命救急センター横駐車場をご利用ください。 |
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来院時間 | 原則 平日9:00~17:00(時間外については事前連絡でご相談ください。) |
退院
患者さんの退院前に、お時間がございましたら当院へ共同指導にお越しください。
退院報告
地域医療連携室より退院のご一報を入れさせていただきます。
退院後すみやかに当院主治医より入院中の経過を診療情報提供書にてご報告させていただきます。
診療報酬
共同指導にお越しいただいた場合
- 開放型病院共同指導料(Ⅰ)
350点(1日につき) - 退院時共同指導料1
在宅療養支援診療所:1500点(入院中1回)
その他の診療所 :900点(入院中1回)
- 保険分は登録医が診療報酬請求明細書(レセプト)で請求してください。
- 患者さん負担分は当院より患者さんへ請求し、翌月月初にお渡しにうかがいます。
注:当院からも患者さんへご説明いたしますが、登録医は共同指導にこられた場合入院料とは別途患者負担金が発生することを必ず患者さんへご説明ください。
業務災害・医事紛争
- 共同指導の実施に関連して生じた登録医の業務災害については、出張中の災害の扱いになるため、登録医側での処理をお願い致します。
- 医事紛争が発生した場合には、当科主任部長を含め両主治医が協力して対処します。
損害補償や医療裁判に進展した場合には、それぞれが加入している損害賠償保険によって処理します。(日医の賠償責任保険に加入している登録医の先生は、県医師会の医事紛争処理委員会に届け出て、その指導を受けて下さい)
開放病床・共同指導は、2人主治医制をとることから、医事紛争の予防のためには、両者の緊密な意志疎通を図ることが重要です。特に患者や家族に対し病状説明を行う際には、両者の間で食い違いが生じないように十分な注意を払ってください。
運営委員会
開放病床を円滑に運営していくため、倉敷中央病院開放病床運営委員会(以下 運営委員会)を設ける。
- 運営委員会は、登録医側から4名が出席し、病院側から総合相談・地域医療・入退院支援センター担当医師と開放病床担当責任医師、看護師、事務職員から各1名が出席して構成する。委員長は総合相談・地域医療・入退院支援センター担当医師とする。
- 運営委員会は年1回の定例会の他、必要の都度臨時会を開催して運営上の重要事項を審議する。
- 定例の運営委員会開催後、登録医全員をお招きして当院医師との懇親会を開催する。
- 事務局は地域医療連携室とする。
連絡先
場所 | 中央玄関左 1-8 総合相談・地域医療・入退院支援センター |
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連絡先 |
086-422-5024 |
受付時間 | 平日 8:30~17:00 |