KMCサークル活動

概要・歩み

KMCサークル活動 活動風景

様々な要因から課題を発見

当院では、職員自らが職場の課題や問題点を発見し、その改善に向けて取り組む「KMCサークル活動」が行われています。

KMCサークル活動は1985年(昭和60年)に始まった小集団による改善活動です。診療部門を除く全部門からサークル登録があり、活動を行っています。医師は「協力医師」として活動に参画しています。今年(2016年)は31期目の活動を実施しています。

KMCサークル活動 集合写真

医師も巻き込んで活動を展開します

KMCとはKurashiki Central Hospital Medical service Controlの略です。

それぞれのサークルは「患者満足向上」「医療安全」「職員満足向上」「業務改善」「地球環境保護」「チーム医療」その他、部署のニーズの高いテーマに取り組んでいます。

取り組み事例(2019年、第33期活動より)

2019年に活動したサークルの活動から、優秀と評価された取り組み事例を紹介します。

  • ポリファーマシーへの取組み(薬剤本部 病棟薬剤室ほか)
    整形外科入院中のポリファーマシー患者を対象に、総合診療科医、整形外科医と病棟薬剤師が連携し減薬活動を行った。結果、年間約150万円の薬剤費削減に成功した(1人当たり73千円/年に相当)。
    ※薬剤が多いことで、有害事象の増加、服薬忘れ、医療費の増大等につながること
  • 手術センターの5S活動(臨床工学部ほか)
    手術センターでは多くの医療機器・器材がある中で、使用頻度の低いものに対する点検や再滅菌に多くの労力やコストが発生している。2017年から2年にわたり、医師・看護師・中央滅菌センター・臨床工学技士で協力し「医療機器・器材の5S活動」に取り組んだ。滅菌されている器材の内約1800点(全体の45%)を削減、再滅菌にかかるコスト約100万円、作業時間 約170時間を削減したほか、稼働率の低い機器17台を廃棄・移設することで点検にかかるコストや業務量の削減、保管スペースの無駄排除につなげた。
  • 周産期の様々なトラブルについて情報提供を確実に行うことをねらった保健指導用媒体の見直し(看護本部 産科病棟)
    各専門職(助産師・産婦人科医・小児科医・新生児看護認定看護師・精神科医・栄養士・理学療法士)の知見を盛り込み、従来のパンフレットの内容不足により口頭のみで説明していた6つの指導項目のリーフレットを作成。各専門職を交えた勉強会も実施し、トラブルが生じる(発生が予測される)タイミングでリーフレットを使用。指導した助産師全員が使いやすさを実感できる結果となった。

全国大会への参加

医療の改善活動 全国大会 リンク画像当院は、2008年より医療のTQM推進協議会主催「フォーラム『医療の改善活動』」に継続して参加しています。

当院を代表する活動を全国に知っていただくと同時に、他院の行っている活動を学び、院内へ伝えることにもつなげています。

2016年は当院が幹事病院となり、倉敷で開催されました。