ワークライフバランス委員会 活動報告
2023年
[2023年3月] 宿日直許可を取得しました。
2024年度からスタートの医師の働き方改革対応のため、2019年から多くの診療科で勤務体制見直しを実施。2023年3月には一部診療科で宿日直許可を取得しました。
2022年
[2022年10月] 産後パパ育休(出生時育児休業)への対応
院内での周知、管理職への研修資料を作成し、積極的な取得を呼び掛け、2022年度は3名が取得しました。
2021年
[2021年1月] 時間単位(2時間)年休を導入しました。
ワークライフバランスの向上と年休の効率的利用、また、職場の人員確保・配置がより柔軟にできることから、半日年休に加え2時間の時間単位年休の取得を認めることとしました。
2020年
[2020年7月] 7月23日の祝日稼働日に院内託児を試行しました。
当院大原記念ホールにて、祝日稼働日に出勤をする職員の子供を対象に、院内託児を試行的に実施しました。託児を利用した職員からは継続を望む声が多く聞かれ、今後も祝日稼働日の託児は継続する予定です。
〔2020年1月〕医師向けワークライフバランス講演会を開催しました。
千葉大学医学部附属病院 脳神経内科、千葉大学病院医師キャリア支援センター副センター長、日本神経学会キャリア形成促進委員会 医員 三澤園子先生をお招きして、ワークライフバランス講演会を開催しました。全ての医師の働き方を守りながら、質の高い医療の提供を持続するために、増える女性医師をどのように育て活かすべきか、分かりやすく解説いただきました。
〔2020年1月〕育児環境・支援に関するアンケートを実施しました。
小学生以下の子を持つ職員に対し、今後の活動の参考とすることを目的として育児環境・支援に関するアンケートを行いました。
【調査期間】2020年1月6日~1月31日
【対象】小学生以下の子をもつ職員
【調査方法】イントラネット
【回答件数】146件
2019年
〔2019年11月〕ワークライフバランス・シンポジウムを開催しました。
院内若手医師による座談会ならびに田端実先生(東京ベイ・浦安市川医療センター 心臓血管外科)による講演会を行いました。各診療科・他院の取組みを共有し、各々がワークライフバランスについて改めて考える機会となりました。
〔2019年11月〕女性を取り巻く環境の現状と課題についてアンケートを実施しました。
女性医師を取り巻く環境の現状と課題を把握し、今後の活動に繋げることを目的として全医師へアンケートを行いました。
【調査期間】2019年11月1日~11月30日
【対象】医師
【調査方法】イントラネット
【回答件数】102件
〔2019年10月〕第5回医師の働き方を考える会を開催しました。
消化器内科、耳鼻咽喉科の取組みを紹介しました。医師事務作業補助者による紹介初診患者の診察準備、長期連休の運用の工夫、当直明けの勤務体制の工夫が紹介されました。
〔2019年9月〕院内保育園の改善を行いました。
カンファレンス等参加の際の児童の一時預かりを開始しました。
〔2019年7月〕男性職員の育児休業取得レポートを掲載しました。
男性職員の育休取得推進のため、実際に育児休業を取得した男性職員のインタビュー記事をイントラネットに公開しました。
〔2019年7月〕第4回医師の働き方を考える会を開催しました。
産婦人科、救急科の取組みを紹介しました。医師事務作業補助者の活用、三交代勤務制導入、ITを活用した情報共有等が紹介されました。
〔2019年4月〕第3回医師の働き方を考える会を開催しました。
麻酔科、血液内科の取組みを紹介しました。勤務インターバル制の導入、時間外勤務減少に向けての取組みが紹介されました。
[2019年2月]就業規則の改定を行いました。
私傷病休暇の利用事由拡大
社会貢献・ボランティア活動に参加する場合も私傷病休暇の取得を認めることとしました。
[2019年1月] WLBカフェ(Vol.6)を開催しました。
第6弾となるWLBカフェでは、「周囲とのコミュニケーション」をテーマに行いました。臨床心理士よりコミュニケーションに関するミニレクチャーを行い、家族や周囲の協力を得ることや、ワークシェアリングがしやすい環境を作っていくためのコミュニケーションの重要性について話し合いました。
[2019年1月] 第2回医師の働き方を考える会を開催しました。
「医師の働き方を考える会」の第2回目は小児科、泌尿器科の取り組みについて紹介を行いました。チーム制の導入や、自宅と病院とのリモートアクセスなどの運用が紹介されました。
2018年
[2018年11月] 男性職員の育休取得推進に関する情報発信を行いました。
男性職員の育休取得を推進するため、当院の規定や諸制度についての情報を掲載した職員向け案内ツールをイントラネット上で公開しました。
[2018年10月] WLBカフェ(Vol.5)を開催しました。
第5弾のWLBカフェは、「共働き家庭の役割分担について」をテーマに開催しました。各家庭での家事や育児について、夫婦間でどのように分担しているか情報交換を行い、家庭のワークシェアリングについて考えました。
[2018年10月] 第1回医師の働き方を考える会を開催しました。
働きがいのある環境をどのように作っていくかディスカッションする場として「医師の働き方を考える会」を開催しました。第1回目は呼吸器内科、外科の取り組みについて紹介し、参加者で今後の課題や対策についてディスカッションを行いました。
[2018年8月] WLBカフェ(Vol.4)を開催しました。
第4弾となるWLBカフェを開催しました。テーマは、私達の生活と切っても切れない「お金の話」です。ファイナンシャルプランニング技能士の資格を持つ職員より各ライフステージにおける必要資金や老後の収入、当院の福利厚生に関する説明があり、熱心にメモをとる参加者の姿もみられました。各自が取り組んでいる節約術、節税対策、投資や保険などについても様々な情報交換が行われ、盛況な会となりました。
[2018年4月] 就業規則、育児休業等規定の改定を行いました。
育児短時間勤務制度の適用拡大
時短制度を利用できる期間をを3歳未満から小学校3年生迄に延長しました。
試用期間中の年休取り扱いの見直し
採用と同時に年休取得を認めることとしました。
私傷病休暇の利用事由の拡大
保有年休をすべて消化してなくなった場合、病気・育児等で休む必要がある場合は、私傷病休暇の取得を1日から認めることとしました。
[2018年3月] 個人別特定休日の100%取得に向けた取り組みについて
2017年度より、祝日(海の日、勤労感謝の日)を病院の稼働日とすることに伴い、2日分の個人別特定休日100%取得を目指して活動を行った結果、2017年度の取得状況は海の日(100%)、勤労感謝の日(99.7%)となりました。年休の取得状況は昨年より1.8%アップとなり、個人別特定休日が年休の代替となっていないことが確認できました。今後も定期的なモニタリング、対象者へのフィードバックを行いながら、各人のライフの充実を目指します。
[2018年2月] 医師向けワークライフバランス講演会を開催しました。
岡山大学 地域医療人材育成講座教授、医療人キャリアセンターMUSCATセンター長の片岡仁美先生をお招きして、医師のワークライフバランスに関する講演会を開催しました。時間外労働を制限しつつ、医師がどのようにキャリアアップしていけばよいのか、家庭内、病院内、医師間でのタスクシェア、タスクシフトの方法など、働きやすい職場を作ってくための取り組みについて、わかりやすくご解説いただきました。
[2018年1月] WLBカフェ(Vol.3)を開催しました。
第3弾のWLBカフェを開催しました。今回は介護をテーマに、医療ソーシャルワーカーのレクチャーや人事から諸制度に関する解説を行いました。参加者同士でお互いの家族事情や介護に関する不安を共有したり、実際の制度利用に際しての疑問点等について話し合い、参加して良かった、とても理解が深まったとの感想があがりました。
2017年
[2017年10月] ライフイベントにあわせたフレキシブルな働き方に関する情報発信を行いました。
妊娠・出産・子育てや介護に関する当院の規定や諸制度についての情報を掲載した職員向け案内ツールをイントラネット上で公開しました。
[2017年9月] WLBカフェ(Vol.2)を開催しました。
第2弾のWLBカフェを開催しました。女性職員だけでなく男性職員も参加し、「ライフ(プライベート)の充実」をテーマに、各テーブルでリフレッシュ方法や趣味、自部署での休みのとりやすさ等について多職種で話し合いました。様々な年代・性別の職員同士で、仕事とその他の時間のバランスや時間の使い方について情報交換し、盛況な会となりました。
[2017年8月] 労働時間・働き方に関するアンケートを実施しました。
労働時間・働き方に対する職員の意見を収集し、対策について検討するため全職員対象にアンケートを行いました。
調査期間 | 平成29年8月15日~31日 |
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対象 | 全職員(パート職員は除く) |
調査方法 | イントラネットもしくは書面により回答 |
回答率 | 42%(1291件) |
[2017年7月] WLBカフェ(Vol.1)を開催しました。
職員同士でワークライフバランスについて情報共有を行い、働きやすい環境作りについて職員1人1人が考える機会を設けるため、ランチタイムを利用した座談会「WLB(ワークライフバランス)カフェ」を開催しました。
第1弾は女性職員を対象に「家事と仕事の両立について」をテーマに情報交換を行いました。
様々な職種の職員同士で、日頃の悩みや疑問に思っていることを相談したり、それぞれの家庭でどんな工夫をしているかについて話し合いました。
今後も全職員を対象に様々なテーマで開催予定です。
[2017年5月] ワークライフバランス講演会を開催しました。
公益財団法人 大原記念労働科学研究所 酒井一博所長を講師にお招きし、「ワークライフバランス講演会」を開催しました。「ワークライフバランス」に対する考え方は一人ひとり異なります。組織として個々人のニーズと組織としてのニーズの適合を戦略的に考えていくことの重要性、時間軸を長く考えて働き方・生き方を考えること等についてお話がありました。引き続き大原記念労働科学研究所とも連携を取ってワークライフバランスについて考えていく予定です。
2016年
[2016年10月] ワークライフバランスに関するアンケートを実施しました。
女性活躍推進ワーキングが発足し、当院の女性活躍推進ならびに全職員の働き方を検討していくにあたり、今後の活動の参考とすることを目的として全職員対象にアンケートを行いました。
調査期間 | 平成28年10月18日~10月31日 |
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対象 | 全職員(派遣職員は除く)3446名 |
調査方法 | イントラネットもしくは書面により回答 |
回答率 | 46%(1599名) |
[2016年4月] 女性活躍推進ワーキンググループが発足しました。
女性活躍推進法の施行に伴い、ワークライフバランス委員会内に新たに女性活躍推進ワーキンググループが発足しました。
当院の女性活躍推進のために、継続的な問題点の抽出と解決のための方策、新しい女性活躍形態の創出をすすめていきます。
2015年
[2015年12月16日] ワークライフバランスシンポジウムを開催しました。
院内でワークライフバランスについて必要性の理解を広め、意識を高めることを目的として院内でシンポジウムを開催しました。院内での良い取り組みを全病院に広め、皆で意見交換を行いました。
① 医療支援・経営管理部門(医事)
② 看護部門(3-9病棟)
③ 診療部門(小児科)
④ 看護部門(7-西病棟)
2014年
[2014年10月] 院内保育園の改善を行いました。
給食の改善
子どもの嗜好に合わせた食事の提供、離乳食の提供を開始しました。
保育内容の充実
年齢別のクラス編成を行い、担任制とすることで月齢に合わせた保育を提供できるようになりました。
[2014年7月] 就業規則の改定を行いました。
年次有給休暇制度の改定
年次有給休暇の付与日数増加および付与方法の見直しを行いました。
私傷病休暇制度の改定
1週間以上の病気療養を要する場合は私傷病休暇を年次有給休暇に優先して取得できるように改定しました。また年休取得時の理由は申告不要とすることを病院内で徹底し、取得しやすい雰囲気作りを行っています。
[2014年7月] 倉敷中央病院会議開催規定の策定およびノー残業デーの導入を行いました。
倉敷中央病院会議開催規定の策定
就業時間後に会議を開催する場合、開始時間は17時(遅くとも18時まで)からとし、会議時間は1時間以内を目標とする等の内容を盛り込みました。策定後の会議の実施状況を事務局でモニタリングしています。
長時間労働の改善のため、全病院的に「ノー残業デー」の導入を開始しました。
[2014年6月] 院内保育園の改善を行いました。
保育時間の変更
預かり時間を「7:45 ~ 18:00」から「7:00 ~ 19:00」に延長しました。
勤務時間帯以外の保育が可能になりました。
2013年
[2013年12月] 就業規則の改定を行いました。
休暇の取得しやすい病院の仕組みづくりのため、半日単位の年次有給休暇の取得の回数制限を撤廃し、土曜日に半日年次有給休暇を取得可能としました。
[2013年8月] ワークライフバランス委員会を設立しました。
「医師のワークライフバランス検討委員会」と「女性医師の働きやすい環境作り委員会」を合体させ、「ワークライフバランス委員会」を設立しました。
下記3つのワーキングを結成し、それぞれのテーマについて活動することとしました。
労働時間ワーキンググループ
労働時間を工夫して時間外を減少させる等
休暇ワーキンググループ
年休のバランス、休暇の取り方の工夫
家族支援ワーキンググループ
保育園、育児・介護支援など