腫瘍内科

診療科、職種を超えたがん診療を

がん診療は臓器ごとに分かれて行われていることが多いですが、治療は分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬など、臓器をこえて共通の治療があり臓器横断的な診療が必要となってきています。また、神経内分泌腫瘍(NET、NEN)は臓器をこえて全身の臓器で発生し、希少がんでありながらさまざまな悪性度があることからしばしば診療が困難です。さらに、患者さんはがんによる症状、薬物の副作用、社会的精神的な不安があり、多職種で診療にあたる全人的医療が必要であると考えます。そのため、診療科、職種を超えてがん診療にあたる必要があることから、多診療科、多職種によるカンファレンスで診療方針の決定を行い、最適な治療を提案しています。