薬剤本部
手術薬剤室
周術期の薬剤管理に携わり、手術日だけでなく手術決定から退院まで、安全・安楽に医療を受けていただけるよう多職種で構成されたチームで取り組んでいます。また、医療用麻薬、筋弛緩薬など、取り扱いが厳密な薬剤の管理も行っています。
手術室業務
手術中に使用する麻薬、筋弛緩薬、鎮静薬、昇圧薬などの混合調製を行っています。麻酔をかける医師の業務負担を軽減し、手術間の時間を短縮することで、手術を円滑に進めていく役割を担っています。また、リアルタイム薬品管理装置や麻薬オーダーシステムなど新規システムの導入に積極的に関り、安全で効率よく業務が実施できるよう努めています。
術前外来
外来～入院～退院と途切れない支援を継続できるよう、入院前から多職種で構成されたチームで介入しています。手術、低侵襲カテーテル治療、出血高危険度の消化器内視鏡治療を予定されている患者さんの持参薬を確認し、治療前に注意が必要な薬剤の情報提供を行っています。周術期管理チームの一員として薬剤師外来を行い、休薬指導や服薬アドヒアランス不良な患者へ服薬指導を行い、安全に手術ができるよう介入しています。
薬品管理業務
特別な取り扱いが必要な麻薬・毒薬・向精神薬・特定生物由来製品などの管理を行っています。また、病棟や外来部署で保管している薬剤の定数が適正かどうか、温度やセキュリティに問題がないか確認しています。