言語聴覚士1年目

倉敷中央病院への入職を決めた理由は?

学生時代の接客アルバイトの際にお客様からも倉敷中央病院の評判を聞くことが多く、当院へ興味を持っていました。病院見学会にも参加し、急性期の総合病院である当院なら、色々な疾患の経験を積めると感じ、入職を決めました。

入職後の教育体制は?

入職後半年頃までは、新人1人に2人の先輩がオーベンとしてついてくださり、丁寧にしっかり指導してくださいます。1年目後半からはなるべく1人で業務に取組んでいますが、分からない事があれば大変質問しやすい環境です。一人立ち後も、初回介入に先輩が一緒に入り臨床に対してのフィードバックを行い、転院時には転院先へのサマリーの確認もしてくださるので安心です。

1日の業務の流れは?

朝礼後、午前中と昼の嚥下を合わせて6人程度の臨床を担当します。昼休憩後も6人程度の臨床を担当します。STは嚥下サポートチームや認知症サポートチーム、栄養サポートチームにも参加するので、カンファレンスに入る日もあります。

仕事の遣り甲斐や嬉しかったことは?

言語聴覚士のリハビリは単調になることも多く、気乗りしない様子でリハビリを受けてくださっていた患者さんが、退院時に「今までありがとう」と感謝の気持ちを伝えてくれた時は大変嬉しかったです。また、当院では嚥下指導は言語聴覚士が担当しています。経管栄養だった方が嚥下が可能になり鼻の管が抜けて喜ばれているのを見ると、遣り甲斐を感じます。

仕事で大変なこと、これまで苦労したことは?

急性期の病院のため、専門分野だけではなく色々な疾患やリスク管理等、勉強することが大変多いです。また、予後が悪く食べられるような状態でない患者さんご本人やご家族から、口から食べてみたいと相談されて葛藤する事もあります。医師と相談した結果、希望が叶わないこともありますが、患者さんの気持ちに寄り添うようにしています。

仕事で心がけていること、大切にしていることは?

精神的にも物理的にも「患者さんと目線を一緒にする」ようにしています。そうすることで圧迫感を与えず、患者さんも心を開いて笑顔でお話してくださいます。

当院に入職して良かったと感じることは?

部署の方々が皆さん親切で、大変働きやすいです。有給休暇等も取りやすいです。

入職後、入職前のイメージと変わったことは?

学生時代から「急性期は嚥下だ!」と言われてきました(笑)
実際はそれだけではなく、小児のことや高次脳機能のことなど業務の幅が広く、多くのことが経験できます。また、急性期総合病院なので激務ではないかと思っていましたが、忙しい人がいれば助け合う部署の雰囲気があるので、忙しくて大変と感じることはありません。

職場の雰囲気は?

言語聴覚士は若い方が多く、和気あいあいとしています。部署みんな仲が良く話しやすい雰囲気です。

今後の目標は?

臨床をしながら、学会発表もしてみたいと思っています。将来的には、疾患に応じて退院支援も行えるようになりたいと思っています。退院後の患者さんの未来を見通した支援ができるようになりたいです。

応募を考えている方へひとこと

何か不安があれば病院見学会に来て、実際の業務の様子をぜひ見てください。業務に遣り甲斐があるだけでなく、福利厚生もしっかりしていて働きやすい職場ですよ。

勤務形態は?

基本的には平日勤務ですが、ローテーションで月に1-2回土曜日出勤があります。土曜日に出勤した場合は必ず平日に代休が取れます。