医療ソーシャルワーカー2年目
倉敷中央病院への入職を決めた理由は?
父が当院に通院していた際に医師や看護師がとても親身になってくれた事や、知人の母親が当院で看護師をしており働きやすい環境だと話していた事もあり、当院で働きたいと思うようになり、当院で1か月実習をさせてもらいました。その際にMSWの先輩方の雰囲気の良さを感じ、やはりここで働きたいという思いを強くしました。岡山県全体で見て当院の役割が大きく多岐に渡っていたこと、JCIを取得していたことなども理由の一つです。
入職後の教育体制は?
新入職員1人にプリセプターの先輩が1人ついてくださいます。最初は先輩の面談やカンファレンスへの同席から始まり、入職後4か月頃から先輩同席のもと自分がメインで面談に入らせていただきます。プリセプターとは定期的に面談をし業務の振り返りをしますが、その際に評価のフィードバックや課題も提示してくれます。2年目になると自分で面談調整やご家族の相談にも入ります。その中で分からないことや心残りがあって先輩に相談すると、忙しい時も相談に乗ってくださいます。班ごとに、若手で面談のロールプレイをして、ベテランの先輩からフィードバックしてもらう機会もあります。
1日の業務の流れは?
朝は班ミーティングでそれぞれの担当ケースとその対応を共有し、より良い支援方法を検討したりします。その後通常業務に入りますが、病棟ごとの担当制になっているので、担当患者さんについて優先順位を考えながら転院相談や患者家族との面談、他院との調整等を行います。日中は連絡がつきにくいご家族も多いので、夕方以降に連絡をとることも少なくないです。
仕事の遣り甲斐や嬉しかったことは?
2年目に入り自分で情報収集、検討をし業務に取組むようになりました。これで良かったのかと悩むこともありますが、先輩に相談し「良い動きだったと思う」と言ってもらえると嬉しいです。最終的に転院時、ご家族からも「相談して良かったです」と言ってもらえると、感謝の言葉に遣り甲斐を感じる共に、成長できたのかなと嬉しく思います。
仕事で大変なこと、これまで苦労したことは?
いろいろな患者さん、ご家族がいらっしゃり、ある方には良かった声掛けが別の方にはそうでないこともあります。また、転院相談時等、ある程度流れが分かるとついその通りに進めようとしがちですが、患者さん・ご家族によって伝える事や進め方を変えた方が良い場合もあります。相手がある仕事なので正解がなく、自分で判断して進めていかなくてはいけないことに難しさを感じます。
仕事で心がけていること、大切にしていることは?
転院時等何か動きのある時には、病室まで行き患者さんの状態を自分の目で確認するように心がけています。また、電話や面談時の言葉遣いも丁寧に、相手に合わせて変えていくよう気を付けています。
当院に入職して良かったと感じることは?
私自身、働くうえで環境面はとても大切だと考えています。当院は他部署や多職種の方とも話しやすく、業務中は必要なことをしっかり教えてくださいますが、昼休憩等業務外でもコミュニケーションがとりやすく、人間関係等とても良い環境だと思います。
入職後、入職前のイメージと変わったことは?
思っていた以上に電話の数が多いです。また、病棟により疾患が違い、やるべき事、やるべきタイミングも違ってきます。疾患によりこれだけソーシャルワーカーとしての動きも違ってくるというのは驚きでした。他の科にも対応できるようになるためにも、まだまだ勉強が必要だなと感じています。
職場の雰囲気は?
本当にコミュニケーションの取りやすい職場です。1年目の時には「何回でも同じ質問をしてくれて大丈夫だよ」と言ってもらえ、どなたにでも聞きやすい雰囲気を作ってくれています。業務外の事も相談できる先輩方がたくさんいます。
今後の目標は?
少しずつ経験を積んで、社会資源等色々な事が理解ができてきました。まだまだ勉強は必要ですが、学んだサービス等を提示をするだけでなく、その方にとって本当に必要なものを見極めて提案できるソーシャルワーカーになりたいと思います。
応募を考えている方へひとこと
人から聞いた話だけではなく、実習や見学等、自分の目で職場を見て選んでほしいなと思います。当院の見学に来れば、当院の働きやすさはきっと実感してもらえます。