言語聴覚士3年目

 

倉敷中央病院への入職を決めた理由は?

倉敷出身で当院の近くで育ったため、もともと身近に感じていました。
大学に入り、病院を選ぶ際に改めて調べてみると、いろいろな面で他の地元の病院と異なることが分かり実習に参加しました。実習での経験で、言語聴覚士としての自分の将来像が想像でき、ここで働いていきたいと思い入職を決めました。

入職後の教育体制は?

1年目は月に1回程度、2年目も4か月に1回程度、定期的な研修会があるほか、NST勉強会、SST勉強会など自分の業務に関わることから、関わらなくても興味があれば気軽に参加できる勉強会が豊富です。
入職時は先輩が1名ついて、基礎から指導していただきました。自分が何ができていて、何ができていないか、しっかりとフィードバックしてもらいながら、徐々に段階を追って仕事を覚えていきました。現在は新人1名につき、2名の先輩がついてくださるので、よりサポート体制が強化されて安心です。

1日の業務の流れは?

現在は小児と成人を担当しています。8時半の始業後、朝礼があり、その後、17時まで小児の臨床に入ります。小児の予約が入っていない時間に病棟の成人の方を担当しています。

仕事の遣り甲斐や嬉しかったことは?

成人の方では、少しずつ経口摂取が可能になると嬉しいと感じます。小児については、初めてできた!ということをご両親と共有できたり、目の前で確認できたりするとやりがいを感じます。

仕事で大変なこと、これまで苦労したことは?

ご家族や患者さんから経口摂取の強い希望があるものの、嚥下訓練を行っても、リスクが高く経口摂取が難しい場合には、医療者と患者さんとの許容できる部分を探すのは大変です。
またお子さんは訓練できる時間が1時間と限られているなかでも、すぐに遊びたがるので、かわいいカードを使ったり、おもちゃで遊ぶ時間をとって工夫しながら訓練しています。

仕事で心がけていること、大切にしていることは?

成人については、可能な範囲で患者さんの希望に添えるよう試行錯誤したり、多職種と相談したりしています。小児については、ご家族と短期目標を共有しながら月に1回の訓練になりますが、毎月小さな成長・成功に気付けるようにしています。

当院に入職して良かったと感じることは?

急性期病院であるため、初期研修や勉強会もたくさんあり、自然と学ぶことができる環境が整っていることです。多職種の交流や福利厚生が充実している点も魅力です。

入職後、入職前のイメージと変わったことは?

特にありません。
身近な病院で子どものころから何度も外来にきていました。実習で仕事の様子も分かったうえで入職したため、入職前と入職後の大きくイメージが変わったということは特にないですね。

職場の雰囲気は?

リハビリテーション部は約100名ということで大きな部署ですが、話しやすく相談しやすい方が多いです。理学療法士、作業治療士も同じ場所にいるため、職種に関係なく患者さんの必要な情報がやり取りしやすいです。

今後の目標は?

もともと子どもと関わりたいという希望がありました。2年目から希望が叶い、今は小児を担当しています。今後は小児の発達について知識を深めていき、専門領域で患者さんの助けになれるようにしたいです。

応募を考えている方へひとこと

教育体制やどれくらいバックアップ体制があるのか、初めての場所では環境が重要です。ぜひ実際に見学にきて自分に合うかどうか決めていただきたいです。 急性期ならではの大変さはありますが、その分やりがいは大きいと思います。頑張ってください!