臨床工学技士5年目

倉敷中央病院への入職を決めた理由は?

地元倉敷の病院で、地域医療へ貢献できる医療従事者になることが夢でした。
当院は岡山県の急性期医療を担う病院であり、多くの臨床経験を積むことのできる病院です。最先端の医療機器の導入件数が多く、また多種多様な医療機器を取り扱うため、臨床工学技士をめざす学生としては魅力的でした。
病院見学会では、活気溢れる先輩方が多く、臨床工学技士としての仕事に対するお話に感銘を受け、チームの一員に加わりたいと強く感じました。

入職後の教育体制は?

入職1年目の目標は夜勤業務に従事するために必要なスキルを習得することです。
1年目は医療機器管理室と集中治療技術室、2年目は血液浄化技術室と集中治療技術室、3年目は体外循環技術室と集中治療技術室の業務を行い、3年かけて夜勤業務(集中治療技術室)を中心に4室の業務習得を行います。4年目、5年目では夜勤業務を継続しながら半年毎に4業務(人工透析、体外循環、不整脈、病棟業務)のローテーションを行い、それぞれのスキルアップを目指します。
またプリセプター制度を導入しており、先輩から業務習得のサポートに加え、仕事やプライベートでの悩みや不安を親身にサポートしてもらいました。

1日の業務の流れは?

入職4年目の現在は、主に集中治療室、病棟での業務を行っています。
集中治療室では、血液浄化療法、人工呼吸療法、補助循環療法が必要となった患者さんに対し、それぞれの生命維持管理装置の操作や管理を行い、導入~離脱までのサポートを行っています。病棟業務では、在宅人工呼吸器療法や在宅酸素療法が必要となった患者さんに対し、装置の取り扱い説明を行い、安心して退院できるようサポートしています。
その他、医療機器のトラブル発生時に対応したり、3年目までに習得した人工透析センターへの業務応援などを行っています。

仕事の遣り甲斐や嬉しかったことは?

日々体調や血管の状態が変化していく透析患者さんに対し、医師や看護師と一緒に治療について検討していけることにやりがいを感じています。体調を崩された患者さんに対し、検討した内容をもとに透析条件を変更し、元気な姿に戻った時は嬉しかったです。

仕事で大変なこと、これまで苦労したことは?

入職した2020年は新型コロナウイルス感染拡大の始まりの年でした。
例年、開催されていた勉強会や研修会などに厳しく制限がかかったことで、現場の雰囲気に緊張する毎日でした。同時にコロナ対応に追われた年でもあり、感染対策に気を遣いながら、業務を習得することは大変でした。今思い返すと、コロナの最前線に携わって業務を行えた貴重な期間だと思っています。

仕事で心がけていること、大切にしていることは?

仕事中は「どんな時でも笑顔。落ち着いた気持ちを持つこと」を心がけています。
病院には体調が万全でない患者さんや不安を抱えている患者さんのご家族などさまざまな人がいます。
医療スタッフは、緊急対応や多忙な日もありますが、どんな時でも「安心感」や「親近感」をもってもらえるよう努めています。

当院に入職して良かったと感じることは?

高め合える仲間がたくさんいることです。現在、臨床工学技士は61名在籍しており、向上心が高い人が集まっています。職歴や年齢に関係なく、仕事に関する情報交換を行っているため、お互いの知識や技術を高め合うことができています。また他施設に比べ数多くの医療スタッフが在籍しているので、臨床工学技士のみならず他職種から学ぶことも多々あります。
院友会では野球部に所属していて、その活動を通して他部署の方との交流があるのも魅力です。

入職後、入職前のイメージと変わったことは?

急性期病院のため、殺伐とした雰囲気で常に緊張感のある職場だと思っていましたが、どこの部署に行っても、明るく思いやりのある医療スタッフが多く、良い緊張感のもと業務を行っています。また、仕事/休憩/休日がメリハリのある環境のため、実際に入ってみると、常に緊張感がある印象は無くなりました。

職場の雰囲気は?

仲間思いの同僚が多く、チームワーク抜群です。
若手技師の意見を尊重してくださる雰囲気があり、会議やカンファレンスの場でも発言しやすいです。また臨床工学部内では、業務応援を積極的に行う取り組みを実施しており、1人が多重業務にならないよう、皆でサポートし合える環境です。

今後の目標は?

専門性の高い臨床工学技士になることです。医療機器の設定、医療材料の選択など、臨床工学技士ならではの角度から医療に貢献したいと思っています。また現場で緊急事態が起きた時、冷静沈着な対応ができる医療従事者を目指しています。

応募を考えている方へひとこと

「どんな医療従事者になりたいか」「臨床工学技士としての将来像」に悩んでいる方にお勧めです。さまざまな部署で多くの経験を積むことができるため、興味ある分野の発見やまだ見えていない可能性を引き出せると思います。ぜひ当院で共に成長しましょう!