医療ソーシャルワーカー3年目

倉敷中央病院への入職を決めた理由は?

疾患により生活が変化してしまう方の支援をしたいという思いがあり、医療分野を希望しました。急性期病院はさまざまな状況の患者さんと出会い、経験が得られるのではないかと思い入職を決めました。

入職後の教育体制は?

1年間プリセプターの先輩がついてくださいます。最初はプリセプターの先輩の面接やカンファレンスに同席させていただき、3、4か月目から先輩が同席のもと面接を行うようになります。2年目からは1人でケースを担当しますが、分からないことは適宜先輩に相談しながら進めることができます。
制度や社会資源は入職後、先輩から講義を受ける機会が設けられており基本的なことから学ぶことができます。また、1年目以降も勉強会・事例検討などを実施しています。
その他、病院の他職種の研修もあり、院外の方にも講師をお願いして勉強会をしたりしてスキルアップすることもできます。

1日の業務の流れは?

朝は全体ミーティング後、班ごとにミーティングを行います。班ミーティングでは前日のケースを共有し、支援方法の検討等を行います。その後、担当ケースの面接や転院調整、電話対応、担当病棟のカンファレンスへ参加したりしています。同じ事務室に看護師がいるので、すぐに情報共有もできます。

仕事の遣り甲斐や嬉しかったことは?

1人でケースを対応するようになり、先輩から支援について褒めていただいたときは自身の成長を感じ嬉しく思いました。また、患者さんやご家族から、感謝の言葉をいただいたときはやりがいを感じます。

仕事で大変なこと、これまで苦労したことは?

相談を進める中で、患者さん、ご家族、医療者で意見が食い違う時があります。双方の意見のすり合わせや、接し方で悩むことがありました。対応が患者さんによって変わるため、正解がないことに苦労することもあります。

仕事で心がけていること、大切にしていることは?

患者さんの話を丁寧に聞くことを心がけています。話を聞く中で主訴を理解し、より良い支援につなげたいと考えています。

当院に入職して良かったと感じることは?

 

困難事例で悩むことがあっても、経験豊富な先輩方がたくさんいるので、アドバイスをいただき学びながら仕事ができることです。また、さまざまな患者さんと出会うことができ、患者さんからも多くのことを学ばせていただいています。

入職後、入職前のイメージと変わったことは?

大きい病院ということもあり、厳しいイメージがありましたが職場環境が良くとても働きやすいです。また、事務的な業務が多いと思っていましたが、患者さんや職員をはじめ、人と接する機会が多いと思います。

職場の雰囲気は?

優しく頼れる先輩方ばかりで、コミュニケーションが取りやすいです。些細な質問やプライベートのことも相談させていただいたりなど、働きやすい環境だと思います。入職したときは、上席の方の配慮で、新人同士だけで話をする時間をとってもらえたことがとてもありがたかったです。

今後の目標は?

少しずつできることが増えてきましたが、経験を積んでいく中で、知識や技術などをさらに身に着け成長していきたいです。患者さんに寄り添えるソーシャルワーカーになりたいと思います。

応募を考えている方へひとこと

ソーシャルワーカーはさまざまな分野があり、病院の機能によっても業務内容が変わるため選択肢が多く迷うこともあると思います。当院は多くのケースを担当することができ、幅広く学ぶことができます。働きやすい職場だと感じていますので、ぜひ、見学で実際に見ていただき、実感していただきたいです。