臨床工学技士3年目
当院へ応募したきっかけ、入職を決めた理由は?
当院は岡山県の急性期医療を担う病院であり、多くの臨床経験を積むことのできる病院です。
最先端の医療機器の導入件数が多く、また多種多様な医療機器を取り扱うため、臨床工学技士をめざす学生としては魅力的でした。
また、病院見学会では、活気溢れる先輩方が多く、臨床工学技士としての仕事に対するお話に感銘を受け、チームの一員に加わりたいと強く感じました。
入職後の教育体制は?
入職1年目の目標は夜勤業務に従事するために必要なスキルを習得することです。
1年目は医療機器管理室と集中治療技術室、2年目は血液浄化技術室と集中治療技術室、3年目は体外循環技術室と集中治療技術室の業務を行い、3年かけて夜勤業務(集中治療技術室)を中心に4室の業務習得を行います。
またプリセプター制度を導入しており、先輩から業務習得のサポートに加え、仕事やプライベートでの悩みや不安を親身にサポートしてもらいました。
1日の業務の流れは?
現在は、主に集中治療技術室、体外循環技術室で業務を行っています。集中治療室では、血液浄化療法、人工呼吸療法、補助循環療法が必要となった患者さんに対し、それぞれの生命維持管理装置の操作や管理を行い、導入~離脱までのサポートを行っています。
また、体外循環技術室では人工心肺のセットアップ、術中のナビゲーション業務、DaVinci業務などを行っています。
これまでの業務で印象に残っていることは?
心肺停止の患者さんをECMOの導入により救命したことです。
緊急性が高く、一刻も争う中で医療チームの一員として救命に携われたことがとても印象に残っています。
仕事で心がけていること、大切にしていることは?
仕事中は「どんな時でも笑顔。落ち着いた気持ちを持つこと」を心がけています。
病院には体調が万全でない患者さんや不安を抱えている患者さんのご家族などさまざまな人がいます。
医療スタッフは、緊急対応や多忙な日もありますが、どんな時でも「安心感」や「親近感」をもってもらえるよう努めています。
当院に入職して良かったと思うことは?
高め合える仲間がたくさんいることです。現在、臨床工学技士は61名在籍しており、向上心が高い人が集まっています。
職歴や年齢に関係なく、仕事に関する情報交換を行っているため、お互いの知識や技術を高め合うことができています。
また他施設に比べ数多くの医療スタッフが在籍しているので、臨床工学技士のみならず他職種から学ぶことも多々あります。
今後の目標
専門性の高い臨床工学技士になることです。医療機器の設定、医療材料の選択など、臨床工学技士ならではの角度から医療に貢献したいと思っています。
また現場で緊急事態が起きた時、冷静沈着な対応ができる医療従事者を目指しています。
応募を考えている方へ
「どんな医療従事者になりたいか」「臨床工学技士としての将来像」に悩んでいる方にお勧めです。
さまざまな部署で多くの経験を積むことができるため、興味ある分野の発見やまだ見えていない可能性を引き出せると思います。
ぜひ当院で共に成長しましょう!