初期臨床研修医1年目
研修先として倉敷中央病院を選んだ理由は?
私は内分泌代謝科を志望しており、この領域は数万人に1人のような希少疾患を多く扱っています。一般的な規模の市中病院に対して、地域の基幹病院である倉敷中央病院はそのような症例が集まりやすく、十分な研修を積めると考えたためです。また、初期研修医として携わる救急診療の場にも紹介症例は多く、幅広い経験が積めることも魅力的に感じました。
教育体制や、学習環境は?
救急診療などの指導体制が非常に手厚いと感じています。慣れないうちの救急外来では問診すら難しいですが、細かいところまで含めて上級医に丁寧に指導していただけます。また、個人的な印象ですが、穏やかで余裕のある上級医が多く、臨床現場に出れば当たり前の初歩的な質問をしても、自ら考えて行動できるように導いていただけます。
教育体制や、学習環境は?
救急診療などの指導体制が非常に手厚いと感じています。慣れないうちの救急外来では問診すら難しいですが、細かいところまで含めて上級医に丁寧に指導していただけます。また、個人的な印象ですが、穏やかで余裕のある上級医が多く、臨床現場に出れば当たり前の初歩的な質問をしても、自ら考えて行動できるように導いていただけます。
1日の流れ、業務の内容を教えてください。
まず担当患者の情報を収集し、当日の予定を確認します。日中は担当患者の診察、カルテ記載はもちろん、検査や病状説明に加え、診療科のカンファレンスに参加して担当患者のプレゼンをします。空いた時間は担当症例の疾患について理解を深めたりすることもあれば、医局で同期と勉強したり議論したりします。医局の近くに軽食を食べられる職員用カフェがあるので、そこで息抜きをすることもあります。
当院に入職してよかったと感じる点は??
同期の人数が多く様々な方向性に強みがあるので、研修で生じた疑問や日常生活においても相談相手に困ることはありません。志望している診療科もバラバラなので、担当症例の相談などがしやすい環境で、勉強になる場面が非常に多くあります。またこれは余談ですが、岡山県は晴れの国と言われるほど天気の良いひが多く、傘が必要なことが少なくて助かります。
仕事で心がけていること、大切にしていることは?
患者さんにとって何が一番大事かを軸に行動の指針を決めるようにしています。入職当初、どれだけ忙しくても、どれだけ大変でも患者さんのためには絶対に手を抜かない指導医の先生の姿を見て、衝撃を受けました。今でも大変なときは、その時の先生の姿を思い出し、患者さんのために全力を尽くすということを心がけています。
また、わからないことやできないことを恥ずかしがらずに、同期や指導医の先生、看護師に質問するようにしています。実際の医療現場では教科書どおりではなく、正解が一つではありません。患者さんの不利益にならないよう、周囲の方に質問するようにしています。
当院に入職して良かったと感じることは?
同期の人数が多く様々な方向性に強みがあるので、研修で生じた疑問や日常生活においても相談相手に困ることはありません。志望している診療科もバラバラなので、担当症例の相談などがしやすい環境で、勉強になる場面が非常に多くあります。またこれは余談ですが、岡山県は晴れの国と言われるほど天気の良いひが多く、傘が必要なことが少なくて助かります。
入職前のイメージと違った点や、大変だったことは?
昨今は医師の過労が問題となっており、初期研修でも相当量の勤務は覚悟していました。しかし当直の勤務体系が三交代制で想像よりは身体的・精神的負担が少ないことです。その分短時間に集中して当直業務に専念することになるので、時間の流れが非常に速く感じます。オンとオフのはっきりした研修生活を過ごせていると実感しています。
初期研修で心がけていることは?
自分から積極的に経験を積みに行くことを心がけています。初期研修という若手の中でも若手の年代は、よく理解していない医学知識や未熟な手技があっても、上級医や技師さんといった先輩方に教えてもらいやすいです。その間に、できるだけ多くの経験をして、これからの医者人生に生かしていけるようにしたいと考えています。
休日の過ごし方、趣味は?
医者になって温泉に入ることが趣味になりました。想像以上に仕事は体力を使い、立ち仕事でも座り仕事でもあるので体に無理をさせてしまう部分があります。普段暮らしている家の風呂は足を伸ばして入れないので、大きな湯船で足を伸ばして入れる温泉の素晴らしさに気づきました。幸い病院周辺には温泉施設がいくつもあり、また少し遠出すれば天然温泉がいくつもあり、飽きることなく楽しめています。
学生時代を振り返って
志望している診療科に後期研修をすることを考えて、初期研修から倉敷中央病院に進むことはかなり早い段階から決めていました。そのため、病院見学と実習を含めて計4回研修させていただいておりました。また、大学生時代は部活をしていなかったので、塾講師のアルバイトに力を入れて体力とコミュニケーション能力をつけるようにしていました。
医学生へのメッセージ・伝えたいこと
ここまで色んなことを書いてきましたが、書ききれないこともたくさんあります。まずは、少しでも興味が湧いたら、見学などで研修医室に来てみてください!個性豊かでありつつも各々強い信念を持った研修医たちが待ち構えています。私もお待ちしています。お会いできるのを楽しみにしています!