提案箱のご意見に対する病院からのご連絡(2005.10)

数多くのご意見、ご感想をお寄せいただきました。皆さまからお寄せいただきましたご意見は、今後の病院運営等に参考にさせていただきます。ありがとうございました。

ご意見についての実施状況または回答を次の通りご報告申し上げます。

診療関係について

『出された薬の詳しい説明を求めたが、納得のいく説明は得られず、結局、飲まなかった。飲む意志を患者に任せるとは呆れた上に、不信感を抱いた。病状など、質問してもあいまいな返事しか返ってこない。小さい声でボソボソと暗い声で、とても不快です。』

処方した薬の説明をして、納得して患者さんに服用して頂くのが、医師の当然の義務です。その事が周知徹底出来ていなかった事をお詫び致します。主治医は病気に対して最善の治療を考えて処方をしています。必要なら指導医、主任部長などの上級医と共に説明をさせていただきます。また、各科専属の病棟薬剤師からの服薬指導等の説明も受けられるようになっています、看護師に一言声を掛けて下さい。患者さんと信頼関係を持てる医師を育てるのも病院の役割りと思っています。

『一言の断りもなく、見学の学生を同席させ、聴診をし、挙句に異常なし。他の科に行っても無駄と言われた。他の病院に行ったら不整脈と言われ、薬を飲んでいます。』

当院は、臨床研修指定病院であり全国の大学より毎年多くの学生が見学、実習に訪れます。そのため、時に学生を帯同させて見学や臨床研修を行わせる場合があります。患者さんに許可をいただいた上で診察させていただくように指導しておりますが、実行できていなかった点につきましてはお詫びいたします。以後充分に留意し、ご同意が得られない場合には退席させることにいたします。診療内容については担当医によると呼吸器内科的には特に異常は認められなかった、とのことでした。説明が不十分あるいは対応に不適切な点はお詫び申し上げます。

『病気の説明の時の「○○でぇー、○○なのでぇー、○○なんですぅー」と言う高校生のバイトの女性のような話し方、なんとかなりませんか?胸元の開いたブラウスもどうかと思います。』

このたびは小児科医師の対応でご不安、ご心配をおかけ致しました。また、貴重なご指摘をいただき、ありがとうございます。しばらく一緒に診療し、気が付いたことを伝えて行きたいと思います。これまで医師の間では話し方を指導することはありませんでした。話し方や服装も含めまして、人との対応の仕方について考えるあるいは学べる仕組みを考えたいと思います。今後も何か気がつかれましたらご指摘いただけましたら幸いです。

薬剤関係について

『最近では、ジェネリック医薬品の広告がテレビ、新聞などで掲載され、その価格に対する点(経済性)が注目されていますが①ジェネリック医薬品は貴院では採用されているのですか②また、ジェネリック医薬品の採用の予定はあるのですか。』

①当院で採用されているジェネリック医薬品と定義される医薬品は50数品目で採用比で1%未満であります。これらの品質は先発品と全く同じで、日常診療において問題なく使用できることが確認されています。②採用に関する考え方として一般的に注意すべき点は、有効成分のみ同一ということで、薬剤に含まれる他の含有物(例えば安定化剤、吸収助剤等)は異なる場合が多いようです。そのため、先発医薬品と効能・効果の点で異なることがあるのでその点に注意しています。当然、品質、情報量、安定供給能力といった点も加味しています。以上の点を踏まえ、今後さらに採用数を増やす方向で検討を行なっているところです。

看護関係について

『患者に対する言葉遣いが粗雑すぎて話しにならない。患者の気持ちになって全ての言動をしてもらいたい。良くなろうとする患者の意欲を損ねる。』

入退院の多い病棟のため、業務の効率性に価値を置いていました。そのため粗雑さや配慮のない言葉になっていたと気づきました。自分の行動が本当に患者さんを第一義に考えた丁寧な応対になっているのか考えていきたいと思います。今後とも、このようなお気づきがありました時には、ぜひとも状況をお知らせいただきますようにお願い申し上げます。ありがとうございました。

『本人が何もできない状態ですから毎日の様に行っていましたが、毎日、本当に顔を拭いてもらっていたのかと思うほど、目ヤニ、涙の跡、両顎のあたりなど、タオルで拭いてやりながら悲しく思えました。パジャマもいつ着替えさせてくれるのかと様子を見ていたら、6日間もそのままで、熱を出していたこともあり、ぐっしょりで、たまりかねて私が替えました。』

ご入院中、ケアがゆき届かずご不快をおあたえし申し訳ございません。身体の清潔ケアについては、看護計画にもとづいて実施させていただいています。また寝衣の交換は週2~3回定期的に行い、汚染時にはそのつど交換させていただくことになっています。しかし、ご意見から細やかにケアが行われていない事実があり、目の前の業務に追われ、ご家族のご協力の部分に甘えていたことに気づかされました。今後看護師が責任を持って質の高いケアを提供できるよう実践の場での再教育をしていきたいと思います。

『四人部屋で、寝るとき以外は区切りのカーテンはするなと師長にしつこく言われています。私はそのやり方に納得いきません。そこまで口出しをされたくないです。私は廊下側です。私にとってカーテンを開けて生活するのは精神的苦痛です。』

患者さんの思いに看護師長が触れることができず、辛い思いをされ本当に申し訳ございません。ご入院により治療をお受けになる苦痛に加え、総室というプライバシーが保ちにくい環境に戸惑いを感じていらっしゃるお気持に気づけていませんでした。師長は部屋全体のアメニティーに価値観をおき、開けるようにお願いしていました。今回のご意見を真摯に受け止め、患者さんのお気持ちに配慮できる看護師長に成長させるべく教育・指導をしていきたいと思います。

『夜中、なかなか眠れなくて困っている時、詰所辺りでの声高な声が響いて部屋にも聞こえてきます。当事者には分からない、入院したものにしか経験できない不快なこと。廊下にバタンと物を落としても同じ。早く消灯して協力しているが、病院側も眠り、安静に協力してください。』

夜間騒がしくご迷惑をおかけいたしました。お詫び申し上げます。雑音は夜間のキャスターや、靴音、廊下の騒々しさ、話し声などですが次の対策をとります、①申し送りなどの話し声は大きくならないよう、無駄な物音を立てずにする。②勤務中は私語を慎しみ、リラックスは休憩室へ入ってからとします。③点滴棒やワゴン車のキャスターなどは異音が発生しないよう器具の保守点検をしていきます。病棟の静寂について安心して睡眠が取れる環境作りをしていきたいと思います。

その他

『受付時間内に予約を取る為に電話をかけても呼出し音だけでなかなかつながらない状態が起きている。電話を増設してほしい。』

電話をかけ続けてもかからない状態とのことで、大変申し訳ございません。現在、電話番号0120-336177086-422-5065は6台の電話で予約をお受けしています。当日予約をお受けする時間が8時からということで8時から8時30分頃までは非常に混み合います。8時30分以降は、電話がかかりやすくなりますので、その時間帯にお電話いただけますようお願いいたします。

『カルテ等をモノレール式ボックスで搬送されていますが、そのボックスが来院者の頭上を通る所が2ヶ所あります。私はこれが何らかの原因で落下した場合、人的災害になるのではないかと心配しています。フェールセーフの考え方を本当に理解された安全管理者であれば防護ネット等の対策を取っている筈ですが、貴院の安全に対する考え方をお聞かせ願いたい。』

この設備は全世界の病院で使用され、日本国内だけでも150近くの病院で活躍しています。お子様に楽しんでいただけるように走行状態を観察できるゾーンを設けています。従ってメーカーでは安全対策を十分に講じており、落下事故の発生する可能性は無いと考えております。事実、過去に事故が発生したという例はありません。ご指摘のように安全レベルを上げるという方法も考えられますが、かえって本来の目的の障害となり、不安感をあおることにもなりかねませんので現状のままで皆様にごらんいただきたいと思います。今後とも、きめ細かい管理により常に正常な状態に管理する努力を継続いたしますのでご理解ください。