地域連携パス
地域連携パス
退院後、当院と地域の医療機関での治療計画を共有し、連携をとって患者さんの医療にあたっています。この治療計画書を地域連携パスとよんでいます。
地域連携パスの2つの流れ
地域連携パスには「一方向型」と「双方向型」の2種類の流れがあります。当院では疾患別に10のパスが稼働中です。
一方向型(リハビリ型)
急性期病院で手術後、回復期リハビリ病院、かかりつけ医等で十分な リハビリを行っていただき、自宅退院を目指します。
双方向型(循環型)
当院で手術を受けられたのち、かかりつけ医と連携して、定期的に 診察・採血・投薬や検査を行いながら患者さんの経過を診ていきます。
各疾患ごとにパス(冊子)がありそれを持って各医療機関を受診していただくようになります。
地域連携パスで共有できること
※乳がん連携パス冊子より抜粋
地域連携パスのメリット
- 倉敷中央病院の医師、地域の医療機関の先生、患者さんで情報共有ができます。
- 患者さんがいつ、どこで、どんな検査、診察を受ければよいか分かり、ご家族の方にも治療に参加して頂けます。
- リハビリが必要な疾患では、リハビリを重点に行う医療機関への早期転院を目指すことができます。
- 病状に変化があれば、地域の医療機関よりご連絡頂き、迅速な対応が可能です。