画像診断センター

X線TV

概要

検査室は臨床検査棟11-54にあり、23番透視室、24番透視室の2台のX線透視撮影装置を配置しています。
これらの装置には最新のフラットパネルディテクタ(平⾯検出器︓FPD)システムが搭載されています。従来のI.I-DRシステムより⾼画質、⾼精細な画像が得られ、中⼼から周辺部まで画像の歪みがありません。
検査としては⾷道の嚥下造影,胃癌術後の吻合部の確認などの消化管造影, 瘻孔造影,関節造影,神経根ブロック,脊椎ミエログラフィーなどの脊髄腔造影,トモシンセシスを使用した膝や股関節などの断層撮影等様々な検査を⾏っています。

装置は、島津製 SONIALVISION G4、キヤノン製 Ultimax FPD を配置しています。

X線TV検査とは

X線TV検査は、X線で体内を透視し、撮影を行う検査です。単純の撮影では見えない臓器を造影剤というお薬を使用し形態、機能などを動画でリアルタイムに観察することができます。また、内視鏡や超音波を併用しながら検査を行う場合もあります。

代表的な検査の流れ

腰椎ミエログラフィー

  1. 検査台に上がり、うつ伏せに寝ます。
  2. 腰に麻酔をします。
  3. 透視の画像を確認しながら針を脊髄までさします。
  4. 針から造影剤を注入します。
  5. 体位を変えて腰椎の画像を撮影します。

    ここまでがTV検査室で行う検査です。

  6. CT検査室で腰椎のCTを撮影します。

CT検査画像