タイミング法と人工授精
タイミング法で妊娠しやすい時期は排卵日前日あるいは排卵日当日を含めて4日ほどです。
排卵の数日前から排卵日まで妊娠の可能性があります。
これは精子が頸管粘液中で数日生きており、少しずつ卵管に進むからです。
| タイミング法で妊娠しやすい日 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| -4 | -3 | -2 | -1 | 排卵日 | 翌日 |
| △ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | △ |
一方、人工授精では卵管近くに精子が届くので、排卵日が妊娠しやすいです。
人工授精当日に大きな卵胞が消えていて排卵直後と判断されることがありますが、妊娠の可能性は十分にあります。
一般的に排卵前日に尿中LHが陽性になります。
タイミング法では、LH陽性日(排卵日検査薬陽性日)が妊娠しやすいです。
人工授精では、LH陽性の翌日が妊娠しやすいです。(参考文献:C. Blockeel, et al., Human Reproduction, 29, 697-703, 2014)
ただしLH陽性には個人差があり2日間陽性というかたも、かなりの頻度でおられます。(参考文献:Ana Direito, et al., Fertility and Sterility, 99; 279-285, 2013)
通院回数
その周期の初回診察で排卵日が予想出来たら、タイミング法はその周期に1回、人工授精では人工授精実施日を含めて2回の通院ですみます。
初回診察で排卵日がまだ先で推定できない場合、通院回数が増えていきます。






