腎臓内科

主な対象疾患

  • 急性腎炎、慢性腎炎、急速進行性腎炎、血管炎症候群
  • 急性腎不全、慢性腎不全(保存期腎不全、血液透析、腹膜透析)
  • 糖尿病性腎症、難治性高血圧、多発性嚢胞腎
  • 電解質異常(高カリウム血症、高カルシウム血症など)
  • 透析合併症(続発性副甲状腺機能亢進症、透析アミロイドーシスなど)
  • 合併症治療中の透析管理(維持透析患者の循環器疾患、悪性腫瘍、骨折など)

診療実績

腎臓内科外来を受診される患者さんは平均して1日あたり46名(外来透析を含めると87名)、入院患者数は平均27名。腎生検は年間103名。血液透析ベッドは42床で、2022年1月末現在の透析患者さんは103名(当院での維持透析62名)。CAPD45名。2021年の新規導入患者さんは155名(うち維持透析に移行した方は107名)、他院より手術、検査目的で紹介された維持透析患者さんは359名でした(複数回入院した人を含む)。当院の維持透析患者数は透析ベッドの制約がありほぼ一定ですが、心血管病による緊急あるいは待機入院をはじめとして、急性期基幹病院として専門的治療のために紹介される透析患者数は年々増加しています。

入院疾病上位頻度表(2021年度)

順位 病名 件数
1 腎不全 372
慢性腎不全 363
急性腎不全 9
2 腎炎 137
IgA腎症 86
慢性糸球体腎炎(その他) 16
ANCA関連腎炎 16
紫斑病性腎炎 10
半月体形成性(糸球体)腎炎 3
ループス腎炎 3
尿細管間質性腎炎 2
膜性増殖性(糸球体)腎炎 1
3 ネフローゼ症候群 51
4 内シャント・血液透析カテーテル関連合併症 45
5 糖尿病性腎症 27
6 腎盂腎炎 13
7 CAPD腹膜炎・CAPD関連合併症 3
IgG4関連腎疾患 3
9 薬剤性腎障害 2
腎硬化症 2
11 腎アミロイドーシス 1