病理診断科

診療内容

  • 病理部内では、毎日朝・夕に全病理医が参加して、組織診・細胞診症例のカンファレンスを行います。カンファレンスを12回にして、迅速な結果返却に努めています。診断の困難な症例については病理医がお互いに協力して問題解決するようにしており、それでも診断困難なケースについては、海外の専門家を含め、コンサルテーションを依頼します。また部署内では週1回、抄読会が開催されており、国際誌に掲載された新しい知見の習得に全員で取り組んでいます。
  • 臨床各科とのカンファレンスは、剖検例について行われるCPCのほか、放射線診断科、消化器、血液、腎臓、内分泌、婦人科、呼吸器など多くの臨床科と連携して行われており、オンコロジーボードにも参加しています。また臨床医とのコミュニケーションも相互に頻繁にとられています。病理診断の目的は単に組織切片の診断にとどまらず、臨床医との共同作業による診断の確定、治療方針の決定にあり、このような臨床医との討論は非常に重要なものであると考えられると同時に、臨床経過から学ぶことも多く、診断力を向上される為にも重要な機会となります。
  • 地域の病理医との交流の場として、年3回の中国四国スライドカンファレンス、年3回の岡山外科病理研究会などがあります。当院はこれらの会に積極的に参加し、ほぼ毎回症例を出題しています。これらの会は希少症例について学ぶ重要な機会でもありますが、当院はこれらの会の標本配布機関でもあり、過去の出題症例の組織標本が保存されていて、診断業務、教育の上で役立っています。