臨床工学部

医療機器管理室

機器の中央化管理と保守業務

医療機器に関する保守点検や使用説明などの対応を主に担当しています。医療機器関連では、院内で一般的に使用する輸液ポンプ、パルスオキシメーターなど、22機種約3,900台の医療機器を医療機器管理センターにおいて中央化管理しており、常に安心して使用できる状態に調整して各病棟に貸出をしています。特に人工呼吸器や血液浄化装置など主要な医療機器については、各室と共に取扱い研修や点検を実施して安全使用に努めています。

また、業務開拓も当室の役割のひとつで、いろいろな分野でチーム医療の一員として何ができるかを検討し、医療安全や医療の質の向上に努めています。その一環として、2014年7月より内視鏡センター業務に関与しています。

日常点検業務

定期点検業務

内視鏡センター業務

概要

2014年より新規業務として2名配属され、業務拡大と共に増員し現在は6名で業務に当たっています。
内視鏡治療介助を主とする臨床業務、内視鏡センターで使用する様々な医療機器の点検、管理、トラブル時の対応などを行っています。

臨床支援業務

ESD、EMR、CSP、ERCP、DBEなど軟性内視鏡を用いて低侵襲で行える様々な内視鏡治療の介助を行っています。
医師・看護師などの他職種と協力し、安全で質の高い医療を提供できるよう心掛けています。
カプセル内視鏡の嚥下介助・読影、集中治療室や救急センターへの出張内視鏡のサポート、特殊内視鏡のセッティングなどの業務支援も行っています。
また年間2万件を超える検査・治療を安全かつ効率的に行うために、内視鏡スコープの取り付け・取り外しを行い、その際に使用前・後点検を実施しています。

医療機器の保守点検や管理

使用前点検

ESD介助

カプセル読影

ERCP介助

機器管理業務(日常点検、定期点検、トラブル対応)

高度化が進む医療機器を安全に使用するために、日常点検・定期点検を行っています。
また日常業務の中で発生した機器トラブルの際には、専門性を生かし迅速・確実に対応しています。

予防医療プラザ業務

2019年に開設された予防医療プラザにおける内視鏡健診にも関わっています。
ここでは医療機器の使用前後点検、内視鏡スコープ脱着などの業務支援、トラブル対応、保守管理を中心に行っています。

内視鏡検査室

内視鏡洗浄室

その他

メーカー主催研修会、新人教育等を計画的に実施することでCEのスキルアップを図っています。
また、他職種向け研修会を定期的に行い、医療機器管理をより安全に取り扱えるよう努めています。

新人教育

他職種向け研修会