小児科

当科の特色

主任部長 脇 研自

小児科は当院創立(1923年(大正12年)6月2日)と同時に開設。「心臓」、「腎臓」、「早産児・新生児」、「小児血液・がん」を中心に、「神経」、「代謝・内分泌・糖尿病」、「喘息・アレルギー」、「心身症」の各分野の診療を行っています。救命救急センターでの小児救急は総合周産期母子医療センターや集中医療センターとも連携し、1次から集中治療の必要な3次救急にも24時間小児科医が対応できる体制をとっています。救急車による救急搬送も行っています。ヘリコプターでの救急搬送も受け入れており、これまでに広島や鳥取からの搬送がありました。また、夜間の診療に近隣の開業の先生方の援助を受けて、診療・教育が行われているのも特徴です。

診療圏は、東は姫路、西は尾道、北は津山・新見、さらには島根、鳥取などに及びます。2000年(平成12年)には厚生労働省の重要施策の一つである総合周産期母子医療センターの指定を受け、岡山県西部地区の新生児医療の中核となっています。一方、長期入院の患児の学習面をサポートするために、倉敷市教育委員会のご支援を得て、小学校および中学校の院内学級を併設しています。