小児科

救急部門

救急外来受診者6.6万人/年のうち小児科受診者が1.5万人を占め、年間入院数の約6割が救急外来から入院しています。
2009年秋の新型インフルエンザの流行時には、地域の医療機関と連携して、集中治療を要する重症者の受け入れを担当しました。この時には、ふだん1〜2名で行う救急外来診療を4〜5名で行ったこともありました。

30年以上前から続く地域の小児科医を中心とした勉強会で顔の見える関係ができていますので、例えば喘息のお子さんであれば、退院時にかかりつけ医へ入院中の治療経過をお伝えし、「普段の長期管理薬の調整や感冒の手当はかかりつけ医で、調子が悪い時には当院で」という2本立ての受診を勧めることができています。

また、地域の小児科専門医の先生方には、救急外来での時間外診療への参加に加えて、書記係の初期研修医の教育も行っていただいています。