小児科

腎臓部門

小児腎臓病全般の診療を行い、入院はネフローゼ症候群、急性ないし慢性腎炎、末期腎不全、膠原病などが主体です。1973年(昭和48年)1月に中四国地方では最も早く腎生検を導入し、2004年2月に600例となりました。現在は超音波ガイド下の腎生検を行っています。病理検査部門の充実のおかげで電顕を含めた検討が1週間で可能です。腎疾患の新患は年間200例程度で、約半数が周辺の医療機関からご紹介いただいており、その1割前後について入院検査・治療を行っています。IgA腎症のカクテル療法、自宅での腹膜透析療法にも積極的に取り組んでいます。学会・研究会での発表は年間5~10件を維持しています。腎臓内科の協力を得て、日本腎臓病学会の研修指定病院でもあります。月曜日の午後に専門外来を設けています。