臨床検査技術部

臨床検査技師の1日

血液検査室スタッフの一日(2022年度就職)
  • 6:15
    *起床*

    朝ご飯を食べて、出勤の準備をします。

  • 8:30
    *午前業務*
    基本的には検体を機械で測定して出たデータを見て検査結果を臨床に返しています。
    今の部署に異動してまだ4ヶ月と慣れない部分も多いので、迷ったらその都度先輩方に相談して慎重に見ています。
    数値を見るだけでなく、血液塗抹標本を顕微鏡で見ることで確認して結果を返したりもしています。

    鏡検中

  • 12:30
    *ランチタイム*

    職員用のカフェで昼食を食べています。
    同期と休憩が重なると一緒に食べることが多いです。

  • 13:15
    *午後業務*

    今は夜勤で輸血責任者になるためのトレーニングとして、毎日午後からは輸血検査室に行っています。

    輸血検査

    午後からも血液検査室にいる時には、午前中同様に検査結果を返したり、試薬の在庫管理をしたりしています。
    16:30頃から徐々に機械のシャットダウンなどを行い、終業に向けて片付けも進めます。

    機械のシャットダウン

  • 17:15
    *退勤*
    帰宅後はお風呂に入って夜ご飯を食べます。
    その後はドラマやライブのDVDなどを見てゆったりと過ごしています。
超音波生理検査室スタッフの一日(2022年度就職)
  • 7:00
    *起床*
    コーヒーを飲み、朝ごはんを食べます。

  • 8:30
    *通勤*
    自転車で通勤します。
    10分程で病院に到着します。

    8:30
    *午前業務*
    基本的に外来患者さんの超音波検査を担当しています。
    1日の総件数は大体100〜120件になることが多いです。
    私は2年間の研修で腹部、甲状腺、頸動脈、乳腺、腎血流、リンパ節の検査を習得しました。
    今でも検査中に分からないことや不安なことがあった際は、先輩に相談しています。
    先輩方が丁寧に教えて下さるので、安心して検査を行うことができています。
    他にも日によっては、入院患者さんの採血をしたり、法人内の健診施設(予防医療プラザ)、関連施設である倉敷中央病院リバーサイドへ応援業務に行ったりもします。
    また、院内の他部署へ応援に行くこともあります。
    私は、心臓・呼吸生理検査室へ週に1日応援に行っており、肺機能検査や負荷心電図などの検査をさせていただいています。

    腹部エコー検査

  • 12:00
    *ランチタイム*
    3-3カフェやスカイテンといった職員専用のカフェや食堂を利用します。
    食堂からの眺めが良く、気分転換になります。
  • 12:45
    *午後の業務*
    午後は、外来患者さんに加えて入院患者さんの超音波検査も行います。
    病棟から検査室に出棟できない患者さんには往診で検査を行います。
    16:00
    業務が落ち着いてきたら、研修者のエコーの練習や各領域の勉強会を行います。
    部署の先輩や後輩を模擬患者として練習をします。
    勉強会では、日頃自分たちが気になった症例や、疑問を共有しています

    腹部エコーの勉強会

    【FNA(穿刺吸引細胞診)・造影エコー】
    FNA(穿刺吸引細胞診)とは、腫瘤性病変の良悪性を鑑別するために、病変に穿刺し細胞塊を採取するというものです。
    その際、先生が甲状腺やリンパ節にエコーをあてながら行うため、私たちはエコー機の管理・操作を行い、先生方の補助をします。
    採取した細胞塊は病理検査室にて細胞学的診断が行われます。
    先生や看護師さん、病理検査室の技師と一緒に協力して行います。
    造影エコー検査では、肝臓の腫瘤性病変に対して、造影剤を注入し、約20分、経過を追って観察します。
    タスクシフト行為として、技師が造影剤の注入を行っており、先生方のサポートをしています。

    造影エコー検査の補助

  • 17:15
    *退勤*
    帰宅後はテレビを見ながらゆっくり過ごします。
心臓生理検査室スタッフの一日(2022年度就職)
  • 7:30
    *起床*

    朝ごはんを食べたり身だしなみを整えたりしています。
    病院には徒歩10分程度で到着します。

  • 8:30
    *午前業務*
    行う業務は日によって異なりますが、主に心電図、肺機能検査、超音波検査、カテーテル検査を担当してきました。
    心電図業務は、安静時心電図、負荷心電図、ホルター心電図の取り付け等を行います。
    肺機能検査は、術前患者さんのフローボリュームの測定や呼吸器疾患の患者さんの機能的残気量や肺拡散能を測定します。
    他部署の応援で超音波検査をおこなっており、腹部、甲状腺、頸動脈の検査をします。
    どのセクションでもベテランの先輩が丁寧にレクチャーしてくださるので常に新しいことを学べて刺激的でした。
    その他にも6:30開始の早朝採血やその後に行う病棟採血業務、予防医療プラザで肺機能検査や超音波検査を行う日もあります。

    肺機能検査

    心電図

  • 12:00
    *ランチタイム*

    職員食堂を利用しています。

  • 12:45
    *午後業務*

    基本的には午前と同じ業務を引き続き行いますが、一部特殊な検査を行うこともあります。
    超音波検査の造影エコーでは技師が造影剤の投与を行い検査の補助もしています。
    現在はカテーテル検査の研修中です。
    医師、看護師、臨床検査技師、臨床工学技士、放射線技師、カテーテルアシスタントと連携しながら検査・治療に携わっています。
    幅広い知識や判断力、専門性が求められるため、日々緊張感のある中業務を行っています。

    甲状腺エコー検査

  • 17:15
    *退勤*
    退院後は家でゆっくり過ごします。
    同年代の技師が多いのも当院の特徴で、先輩後輩や同期とご飯に行くこともあります。
化学・免疫検査室スタッフの一日(2022年度就職)
  • 7:30
    *起床*

    朝ご飯を食べて出勤します。
    徒歩10分程度で病院に到着します。 病院には徒歩10分程度で到着します。

  • 8:30
    *午前業務*
    化学免疫検査室に配属されています。
    自動分析装置を用いて電解質、肝機能、腎機能、蛋白質、脂質など幅広い項目の検査を行います。
    検体数や検査項目が多い中で異常な値があれば迅速に臨床に報告する必要があります。
    その他病棟採血や治験検体の処理などの業務をすることもあります。

    午前業務

    生化学的検査

  • 12:30
    *ランチタイム*

    院内の職員食堂を利用しています。
    ボリュームがあり美味しいです。

  • 13:15
    *午後業務*

    午前に引き続き検体の測定をすると共に、試薬の管理や機器のメンテナンスをします。

    機器のメンテナンス

  • 17:15
    *退勤*
    帰宅後はランニングをして体を動かしたり、Youtubeを見たりしてリラックスしています。