倉敷中央病院付属 予防医療プラザのご案内

総合保健管理センターは新施設(予防医療プラザ)への移転作業のため、5/28午後~5/31の間、お休みいたします。お電話によるお問い合わせは、6月1日以降にお願いいたします。

予防医療プラザ 2019年6月開業予定

2019年6月、倉敷中央病院総合保健管理センターは、倉敷中央病院の西に移転・新築します。みなさまに気軽にご利用いただける場所をめざして、「倉敷中央病院付属 予防医療プラザ」に改称します。

倉敷中央病院との密接な連携と健康に向けたさまざまな取り組みを通じてこれからの健康管理である予防医療を展開します。

2019年6月、倉敷中央病院総合保健管理センターは、倉敷中央病院の西に移転・新築します。みなさまに気軽にご利用いただける場所をめざして、「倉敷中央病院付属 予防医療プラザ」に改称します。
倉敷中央病院との密接な連携と健康に向けたさまざまな取り組みを通じてこれからの健康管理である予防医療を展開します。

メッセージ

少しだけ医療に関わって
 ー いつまでも健康を維持するために
倉敷中央病院 院長 山形 専

今日の医療はきっと多くの皆様が思っておられるよりずっと進歩していると思われます。残念なのはその進歩している医療を多くの人々が十分に享受できていないことです。医療の恩恵を受けるのが病気になり、症状が現れてからのためです。こうなると如何に進んだ医療であってもその真価を十分に発揮できず、残念な結果になる場合も少なくありません。

これまでのように病気になってから病院に行く時代はそう遠くない時期に終わりを告げ、同時に多くの病気は進歩した医療を早期に利用することで克服されるようになると思います。ただしそれには少しだけ医療に関心を持ち、僅かな努力をすることが必要なのです。

現在においても検診や人間ドックはこれまでに比べて遥かに身体に負担が少なく、そして何よりも計り知れないほどの身体の健康状態や病気に対する情報が得られるほどに進歩しているのです。病気の予防というものの価値が本当に高くなってきているのです。そして若くして大病を患ったり、命を失ったりする状況は非常に少なくなり、多くの人々が長寿を楽しむ時代はすぐそこに来ているように思われます。ただしそれには繰り返しになりますが、元気な時からのほんのわずかの医療への関心と努力が必要なのです。

現在の医療でもMRIをはじめとした大型画像検査機器などが高機能化・非侵襲化し、血液データ解析も高度化し、またAI(人工知能)やロボット技術も驚異的進歩を遂げ医療に導入されています。さらには遺伝情報の解析も進歩し、医療への応用なども実現し、病気の検出、診断そして発病の予想などもかなり正確に可能になりつつあり、今後さらに発展してゆくことになります。これからの未来に向けて生きてゆく時にこれらの文明の利器を有効に活用しないとはあまりに残念というほかはありません。

 

健康寿命延伸のための連携
倉敷中央病院付属予防医療プラザ
センター長 菊辻 徹

移転・新築を機に、倉敷中央病院との連携をさらに緊密にして、臨床医・歯科医による診察・説明・コンサルトを開始します。病気を熟知する倉敷中央病院の各科臨床医と、健康の専門家であるドック・健診医が力を合わせて、効果的な疾病予防に取り組みます。
 各種がんの早期発見や動脈硬化性疾患の早期把握のほか、予防歯科、ロコモティブシンドローム対策にも取りかかります。それに合わせて、多彩なドックコースもご用意します。
 本施設が目指す予防医療とは、人と情報の連携による臨床医学に裏付けられた疾病予防です。
 また、年一度のドックだけでなく、様々な方が毎日集う場所になるよう、入りやすいエントランスに続いて広い多目的スペースを設けました。健康の大切さを学び、健康に近づくための「健康ひろば」として地域の皆様にご利用いただきます。
 来訪するすべての人が、ゆったりした寛ぎの中で健康について考えていただけるよう、おもてなしの心でお迎えします。