放射線技術部
若手技師からのメッセージ
経験豊富な先輩技師に支えられ、いろんな悩みも、同期や先輩に相談。
当院の放射線技術部では、ベテランの先輩技師から1年先輩まで、いろいろな立場・キャリアステップからの意見を聞くことができます。新人技師と経験技師の割合は、毎年ほぼ同じです。経験豊富な先輩技師が新人を育てる体制が定着しています。
いつも仲良し、同期8人組!充実した日々を送っています。
入職して1年目、たくさんの先輩と同期に支えられながら、一生懸命に頑張っています。
今は一般撮影検査室・CT検査室・MR検査室で豊富な症例を経験し、日々勉強に励んでいます。
今後は次のモダリティにも挑戦していきたいです。
院内の催し物(ビアガーデン、地元の祭りへの参加、院内旅行、忘年会など)も多く、他職種の友達もたくさんできて充実した日々を送っています。
信頼される放射線技師を目指して
一般撮影検査室 2023年入職
入職後、一般画像検査室に配属され1年が経ちました。一般画像検査室では毎日多くのX線撮影を行っています。入職したばかりの頃は分からないことだらけでしたが、多くの先輩方から熱心に指導していただき、徐々にできることが増えてきました。倉敷中央病院では難しい検査や特殊な検査も数多く行っており、やりがいを感じながら日々業務にあたっています。また、診療放射線技師は患者さんとコミュニケーションを取る場面が多く、『相手に分かりやすく伝える』ということの難しさを日々感じています。多忙な業務の中、患者さんに合った伝え方や接遇ができるように工夫しています。2年目になり、初めて後輩ができて教えることの難しさや責任の大きさを感じています。先輩方に教えて頂いたことを、今度は自分が後輩に伝えていきたいと思います。また2年目になるとX線撮影だけでなく、手術室に入っての術中業務や内視鏡センターでの業務など新しい業務を担うことになります。まだまだ勉強することが多いので日々学び、成長していきたいです。知識や技術はもちろんですが、患者さんに寄り添った接遇も身に着け、スタッフからも患者さんからも信頼される診療放射線技師を目指して精進していきたいと思います。
困難に直面し、応用力を身につける日々
予防医療検査室 2022年入職
1,2年目は一般画像検査室とCT検査室の2部署に携わり、2年目の10月から予防医療プラザの配属となりました。胃バリウム検査は、X線撮影検査やCT検査で行ってきた業務とは違うため、初めは先輩方のように撮影ができるようになるのか不安でいっぱいでしたが、ベテラン技師の方々が親身になって丁寧に指導してくださるおかげで徐々に不安は解消されていきました。配属されて6ヵ月が経ちましたが、手際よく撮影し、なおかつ所見を逃さないよう、日々心掛けています。また、検査を行う上で、受診者とのコミュニケーションの取り方が非常に大切であると実感しています。言葉だけで体位変換を行ってもらう難しさに何度も直面しますが、先輩方から教わった技術や経験をもとに伝え方を工夫するなど頑張っています。胃バリウム検査は、受診者の負担が非常に大きい検査のため、より技術や知識を身につけ、受診者に寄り添った検査ができるよう日々努力しながら業務を行っています。
知識をつけ日々アップグレード~知識は奪われることのない財産~
CT検査室 2023年入職
当院のCT検査室は検査数が多く、頭頸部CT-Angiographyをはじめとする様々な造影検査の経験を多く積むことが出来ます。救急センターでの検査業務では、迅速かつ正確に検査することが求められるため、外来CT検査で培った経験を活かし緊張感を持って業務に臨んでいます。入職後1年間、先輩方に段階を踏んで教えていただき、着実にステップアップすることが出来ました。また当院では、大動脈解離などの生命にかかわる重大な所見を放射線技師が積極的に見つけ出し医師に提言する体制が整えられており、まずそのような所見を見逃さないように指導をして頂きました。当院では院内勉強会も定期的に開催しており、撮影技術だけでなく読影技術を学習する環境も整っています。さまざまな症例の画像を供覧しながらCT画像の読影を学ぶ院内勉強会を月に1回、2年目の私たちが主体となり、先輩方からアドバイスを頂きながら行っています。年齢の近い先輩や同期が多く、業務内容のみならずプライベートなことなど様々な相談がしやすい環境で、充実した日々を過ごしています。更にステップアップし続け、頼れる放射線技師を目指します。
緊張感を常に持って
血管造影検査室 2022年入職
血管造影検査室では心臓同期CT、カテーテル検査・治療、IVR-CT、ハイブリッド手術等の業務に就いています。業務内容も多く、覚えることはたくさんありますが、配属されて半年間はベテランの方々が常に付きっきりで指導してくださるので安心して業務に従事できています。血管造影検査室では他部署に比べて他の職種の方と一緒に業務にあたる機会が非常に多いです。カテーテル検査・治療、その他手技については医師を中心として多職種が関わって検査・治療を行うので、円滑に手技を進めていくうえでコミュニケーションが最も重要だと思っています。自分の中で「そういうことだろう」と勝手に自己判断するのではなく、分からないことや気になったことは必ず周りに聞くように意識しています。大人数で患者さんの治療にあたるため、全員が情報を正しく共有できておくことの重要性を日々感じています。チーム医療の一員として、他の医療スタッフと密に連携をとりながら患者さんの治療に携わっていきたいです。
充実した日々~挑戦なくして成功なし~
RI検査室 2022年入職
入職後2年間は一般撮影室とCT検査室に携わり、救急の現場も任され、日直や夜勤にも対応できるようになりました。3年目以降は部署ローテーションでMR検査室所属後、現在はRI検査室に所属しています。RI検査室では、主にPET/CT検査や心筋シンチ、脳シンチ、骨シンチを行っており、放射性医薬品の標識、分注なども行っています。所属したての頃は、薬剤の動態を考えて撮影したり、汚染に気を付けながら調剤したりと毎日が精一杯の日々でしたが、先輩方の優しく分かりやすい指導により、難しい検査でもできるようになりました。また、最近では学術にも挑戦しており、県外へ出張したりと充実した日々を過ごしています。当院は放射線技師の人数も多く、年齢の近い先輩や後輩が多いことが特徴です。そのため業務で困ったことも相談しやすく、仕事でもプライベートでも楽しく過ごせています。今後も切磋琢磨しながら、誰からも信頼されるような人になれるよう努めていきたいです。
患者さんに負担の少ない検査を
MR検査室 2022年入職
入職して3年目になり、現在MR検査室に所属しています。MRI検査は他の検査に比べて検査時間が長く、また検査室内は狭く圧迫感があり、撮像中は大きな音がする検査です。さらに、身体が動くと撮り直しの必要があるため撮像中は動いてはいけないということが患者さんの大きな負担になります。そのような状況の中で患者さんに安心して検査を受けていただくために、少しでも楽なポジショニングを行うことや検査の合間に声掛け行うなど、患者さんの気持ちに寄り添って工夫しながら検査を行うことが大切であると日々感じています。『前回よりも楽に検査を受けることができた』などと言ってもらえた際にやりがいを感じ、できる限り患者さんの負担なく良い画像を提供したいと思いました。また、患者さんの命に関わる緊急の場面においても臨機応変に対応できるよう日々努力していきたいです。
患者さんの心に寄り添う放射線技師を目指して
放射線治療室 2022年入職
入職後は一般撮影とCT検査に携わり、2年目の1月から放射線治療室に所属しています。1つのモダリティに限らず経験を積むことで、モチベーションを保ちながら仕事ができていると感じています。 放射線治療室では、1日約60件の治療を行っています。強度変調放射線治療(IMRT)や定位放射線治療などの高精度治療を経験したり、装置の精度管理を行うなど、学ぶことが多く充実した日々を送っています。放射線治療は、一定期間連日で治療を行うため1人の患者さんと関わる期間が長く、安心して治療に取り組めるよう、接遇や心のケアといった点には特に気を配るようにしています。患者さんから「ありがとう」の声を頂くこともあり、治療を完遂できたときの姿を間近で見ることが日々の業務の活力となっています。