リハビリテーション部
脳神経領域
紹介
脳神経リハ室は、リハビリテーションを原疾患の治療の一環と位置づけ、日曜祝祭日も含めた体制で急性期リハビリテーションを提供しています。発症早期より実施基準・治療計画にもとづいて、早期離床を行い、ADL能力の向上を目標に治療を実施しています。また、医師・看護師と定期的なカンファレンスを行い、リハビリテーション効果が最大化するよう、多職種が協業し患者さんのリハビリテーション計画を立案・提供しています。
構成
理学療法室1、作業療法室1で担当
所属学会
- 日本理学療法士協会
- 日本作業療法士協会
- 中国四国リハビリテーション医学研究会
- 日本ニューロリハビリテーション学会
※ 2024年4月1日現在
対象疾患
対象科
脳卒中科・脳神経外科病棟(一般病棟:50~60床、SCU:12床) 脳神経内科
対象疾患
脳卒中科・脳神経外科:脳卒中(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血)、脳腫瘍、頭部外傷等
脳神経内科:パーキンソン病、脳炎・髄膜炎、ギラン・バレー症候群、多発性硬化症重症筋無力症、脊髄小脳変性症 等
特徴
入院早期からのリハビリテーション
科主治医からの直接処方により、第二病日目より理学療法・作業療法を開始しています。厳重なリスク管理のもと、可能な限り不要な安静を排除し、ニ次合併症の予防・廃用症候群の進行を最小限にとどめるとともに、病棟や在宅においてできる限り自立した生活を営めるよう、発症早期より基本動作能力、日常生活活動動作能力、摂食嚥下機能等の向上に努めています。
エビデンスに基づく神経リハビリテーションの実践
当院では、上肢機能や歩行能力をより効果的・効率的に向上させる手段として、治療的電気刺激療法(IVES®・Trio300®)、促通反復療法などの治療機器・技術を導入しています。
詳細はこちら
充実した治療環境
3病棟5階(脳卒中科一般病棟)に、脳卒中リハビリテーション室を併設しています。装具や電気刺激装置をはじめ各種治療機器、検査道具も充実しており、患者さんお一人おひとりの状態に合わせた最良の治療が提供できる環境となっています。