リハビリテーション部

当部の特色

リハビリテーション部は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の3つの専門職が、連携管理室、運動器リハ室、脳神経リハ室、呼吸循環リハ室、内部障害リハ室、小児リハ室、言語聴覚療法室、訪問リハ室の8つの室を構成し、フロントでの患者治療に対応しています。各科のニーズにあわせて職種ならびに人員を配置し、急性期治療にあわせた急性期リハビリテーションを展開しています。フロントでのチーム医療に際し、各職種のより高い専門性を活用することにより、より効果的で、安全、安心なアプローチができるよう取り組んでいます。また、急性期から回復期、生活期へと患者治療がつながっていくことから、近隣施設等とも緊密に連携してシームレスな移行が行えるよう取り組み患者サービスの向上を目指します。

施設概要

リハビリテーション室

① 理学療法室

リハビリテーション室は病院の西玄関を入ってすぐの1階にあり、外来患者さんが利用しやすい位置にあります。面積はおよそ300㎡のワンフロアーで北と西に窓があり明るく、床は転倒時の衝撃をやわらげるよう弾力のある構造になっています。ここでは主に外来患者さんと、入院患者さんの一部の治療を行っています。

② 作業療法室

ADLシュミレーター

作業療法室はリハビリテーション室の中にあり、理学療法室と共用で使用しています。作業療法室を利用する患者さんで多いのは手の外科の手術直後から外来フォロー中の患者さん、ADLシュミレーターなど病棟には設置されていない治療器具を使う必要のある入院患者さんなどです。リハビリテーション室では理学療法室、作業療法室を合わせて1日に150名ほどの外来患者さんと20~30名の入院患者さんの治療を行っています。

小児リハビリテーション室

小児リハビリテーション室小児リハビリテーション室は、低出生体重児やハイリスク児のフォローアップ、脳性まひや発達遅滞などの子どもたちに理学療法、作業療法を実施する部屋です。
年齢の低い乳幼児が使用できるようにマットを敷き詰めた部屋、比較的年齢の大きくなった子どもたちがダイナミックに動ける部屋、呼吸器等を必要とするな重症心身障害をもつ子どもが移乗しやすいようにベッドを設けた部屋など3室の機能をもたせ、対象となる子どもたちによって使い分けています。

理学・作業・言語・小児治療室

治療室リハビリテーションセンターには、個室として使用できる治療室があり、リハ治療上個室対応が必要となる場合に使用しています。
発達障害(自閉症スペクトラム障害)をもつ子ども達への作業療法の実施や各種検査の実施、プライバシーの保護が必要となるような更衣訓練、患者・家族との面談などに使用しています。

言語療法室

言語療法室は3室あり、主に外来の患者さんに対して個別訓練や個別検査を行っています。 個別訓練では、主に言語発達遅滞や摂食・嚥下障害を呈する子ども達やご家族に対して、言語発達を中心とした発達全般や、摂食・嚥下機能の評価、治療などを実施しています。また、失語・高次脳機能障害、構音障害、摂食嚥下障害などを呈する成人の患者さんに対しても、評価、治療などを行っています。
個別検査では、新版K式発達検査、WISC -Ⅳ知能検査、WAIS –Ⅳ知能検査、標準失語症検査(SLTA)など、多種多様な発達・知能検査や言語・高次脳機能検査などを実施し、診断・治療の補助として用いています。

脳卒中リハビリテーション室

当院では、3棟5階病棟に、屋外治療場( リハビリテラスそらにわ)・個室3室を含む215㎡の脳卒中リハビリテーション室を併設しています。ここでは、全身状態が安定し、離床が可能となった患者さんを対象に両方を実施しています。病棟と同一フロアーに併設することで、医師や看護師とも密に情報の共有・目標の共有が行え、療法中の急変時対応にも迅速に対応することが可能です。平行棒や治療用ベッド、治療用装具や治療的電気刺激装置、高次脳機能検査等の治療機器を完備し、患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療が提供できる環境となっています。

整形外科病棟リハビリテーション室

3棟9階の整形外科病棟内に設置しています。
主に使用する対象者としては、整形外科術後の離床が進み状態が安定した患者さんで、治療用ベッドや平行棒等の専用の機器を用い、機能・能力向上を目的とした治療を実施しています。病棟内にあるため移動による患者さんの身体的負担が少ないメリットもあります。また治療場面を御家族の方々にも見学していただけるため、患者・家族と我々療法士との距離を身近にしてくれています。

心臓リハビリテーション室

病院北側玄関の近くに設置しています。主に循環器疾患の患者さんの身体トレーニングに使用しており、自転車エルゴメータや、歩行トレッドミルがあります。また心肺運動負荷試験装置が備えてあり、心肺機能や骨格筋力などを総合した運動耐容能(=体力)検査をするとができます。

血液内科リハルーム

2棟3階にある血液内科病棟に設置をしています。血液内科へ入院する患者さんの大半は、長期にわたり入退院を繰り返しながら、継続して抗癌剤治療を実施しています。また造血幹細胞移植を受ける患者さんもおられ、積極的なリハビリテーションの関わりが必要と言われています。血液内科病棟へ入院される患者さんの多くは、入院期間のほとんどをクリーン管理(病棟内安静)で過ごすこととなり、若年者であっても活動性は著明に低下します。そのような患者さんに対して、積極的なリハビリテーションの介入は一般的に必要であると言われており、当院の血液内科においても多くの患者さんに対して、リハビリテーションの介入をしています。

 

リハビリテーション科