慢性の透析患者さんへのTAVIを始めました

大動脈弁狭窄症は、心臓の出口である大動脈弁が硬く変性して心臓から血液が出にくくなる病気です。高齢者に多く年齢とともに悪化します。

TAVI(経カテーテル大動脈弁留置術:transcatheter aortic valve implantation)はカテーテルを使って心臓に弁を留置する低侵襲な治療法です。

これまで慢性の透析患者さんは適応の対象外でしたが、国内の治験で安全性と有効性が示され、202121日より指定要件を満たした施設での治療が可能となりました。

当院も治療実施施設に認定され、211日に保険適用後では初となる慢性の透析患者さんへのTAVIを行いました。

TAVIの詳細は下記の特設ページをご参照ください。

https://www.kchnet.or.jp/hdc/tavi/