第6次中期経営計画を表すタグラインを作成しました
倉敷中央病院は2024年4月から2027年3月まで、
人の心を大事にする医療を実践し、地域とともに歩み続ける
学びと成長の場として、これからを支える有為な医療人材を惹きつける
をテーマとした第6次中期経営計画に取り組んでいます。
このたび、より一層の推進を期して職員から公募し、下記のタグラインを作成したことをご報告いたします。
確かな医療で地域をつなぐ
わたしたちは、
人の心を大事にする医療を実践し、地域とともに歩み続ける
学びと成長の場として、これからを支える有為な医療人材を惹きつける
をテーマとした第6次中期経営計画を、2024年6月に策定しました。
当院はこれまで広域急性期基幹病院としての使命を果たすため、ハード・ソフトの両面を整えてきました。しかし、世界的にも例をみないような急速な人口減少・高齢化の時代を迎えて、疾病の治癒を主目的とする「キュア中心」の時代から、慢性疾患や一定の支障を抱えても生活の質を維持・向上させ、身体的のみならず精神的・社会的な意味も含めた健康を保つことを目指す「ケア中心」の時代への転換が国の方針として打ち出されています。
このようなパラダイムシフトの中では、「医療」を当院だけで完結することはできないため、地域の医療機関や福祉施設と連携するなど、地域全体での取り組みが不可欠です。当院では20~30年前から地域の医療機関の方々と診療科単位での連携強化を進めてきた経緯がありますが、最近はさらに一歩進んだ施策として、地域の医療機関との情報・機器・人的資源の共有と活用を推進し、地域の患者さんを連携して診療する「地域医療エコシステム」の確立を目指しています。
地域医療エコシステムの推進により、質の高い確かな医療で地域をつなぐ。その地域をつなぎ、第一線で患者さんと接する医療スタッフが研鑽を積めてステップアップするための支援も強化していきます。
タグラインにこめた想いを共有し、この地域で持続的な医療が提供できるよう、より一層の使命感をもって取り組んでまいります。
※タグライン:企業や団体、商品、サービスなどのブランドを象徴する短いフレーズやスローガン
※ステートメント:企業や団体が目指す目的や未来のビジョンなどを説明した文書