TriClip™システムを用いた三尖弁形成術を実施しました

三尖弁閉鎖不全症は、右心房と右心室の間にある三尖弁が十分に閉じなくなり、血液が右心室から右心房へ逆流してしまう状態です。むくみや息切れなどの症状が現れ、日常生活に影響が出ることがあります。

今回治療に用いた「TriClip™システム」は、2025年に日本で初めて薬事承認された経皮的三尖弁接合不全修復システムで、外科手術が難しい患者さんに対する新たなカテーテル治療の選択肢として導入されたものです。太ももの静脈からカテーテルを挿入し、三尖弁の弁尖をクリップで留置することで逆流を軽減する治療で、開胸せずに行えることが特徴です。

当院の循環器内科は保険適用となってから中国四国地方で初めて、3月11日に「TriClip™システム」を用いた経カテーテル三尖弁形成術を実施しました。

当院はこれからも、先端的な医療技術を取り入れながら、地域の急性期基幹病院として皆さまに信頼される医療を提供できるよう努めてまいります。

「TriClip™システム」画像提供:アボットメディカルジャパン合同会社