カテーテルアブレーション 累計10,000件に到達しました

当院循環器内科では、保険償還前から準備を進め、1994年より不整脈に対するカテーテルアブレーション治療を開始しました。開始当初は年間数十例からのスタートでしたが、対象疾患の拡大や技術の進歩とともに症例数は着実に増加してきました。近年では年間600件を超える治療を実施しており、不整脈診療における中心的な治療として発展を続けています。

高周波アブレーションに加え、クライオバルーンやレーザーバルーンなど治療の選択肢も広がり、さらに2024年秋からは、従来の熱アブレーションとは異なるパルスフィールドアブレーションという新しい治療も導入しています。

このような歩みの積み重ねの中で、2026年5月20日に累計10,000件に到達しました。これからも当院は、安全性と質の向上を大切にしながら、不整脈診療のさらなる発展に取り組んでまいります。

これまでの伝統を大切にしつつ時代に応じた体制を整え、アブレーションとデバイスの両輪で診療の質向上に取り組んでいます。今後も患者さん一人ひとりに対し、治療のリスクとベネフィットを丁寧に説明し、価値観を踏まえた最適な治療選択を目指すとともに、地域の先生方との連携をさらに深め、より良い不整脈診療の提供に努めてまいります。

当院循環器内科 不整脈治療担当 田坂浩嗣