歯科

トピックス

  • 頭頸部外科と連携して全身麻酔下での口腔外科手術に積極的に取り組んでいます。2020年は、薬剤性顎骨壊死・顎骨骨髄炎に対する腐骨あるいは顎骨切除、口腔腫瘍の切除、埋伏歯の抜歯など63症例で実施いたしました。
  • 周術期口腔管理件数の増加:2020年は2019年と比較し、新患数で約1.6倍、周術期口腔ケアの実施人数(延べ)で約1.5倍増加しました。
  • 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、当院でも中等症以上の患者を受け入れ治療を行っています。重症化や呼吸器合併症の予防のためには口腔ケアによる感染予防も重要であり、当科も専門的口腔ケアの介入で参画しています。2020年度には15名の患者に対して口腔ケアを実施いたしました。
  • 放射線治療補助装置の作製:頭頸部悪性腫瘍の放射線治療において、位置精度の高い放射線治療や散乱線による口腔粘膜炎対策を目的として、放射線治療科(放射線技師)と連携してマウスピース・バイトブロック・スペーサーなどの口腔内装置の作製を行っています。