創立100周年を迎えました

本日1月18日は、創立者・大原孫三郎の没後80年となります。社長を務める倉敷紡績の1万人を超える従業員と家族、そして倉敷の人々の健康を守るという大原孫三郎の決意のもと、1923(大正12)年に当院は創立しました。それから100年、私たちは世代を超えて人や想いをつなぎ、倉敷の地とともに成長してきました。

創立前にパンデミックを起こした「スペイン風邪」では、県内で7千人超の方々が亡くなられました。惨状を目にした孫三郎は、当院を広く一般市民の方々にも開放し、社会への利益還元の一つとすることしました。現在、新型コロナウイルス感染症の第8波が猛威を振るい、当院にも確保病床数22床を超える中等症・重症患者さんが入院しています。広域急性基幹病院として、コロナ重症患者だけではなく、心臓病や脳疾患、がん診療、救命救急医療など、職員一丸となって創立者の想いを紡いでいます。

これからも広域急性期基幹病院として、地域社会に貢献する病院であり続けられるよう、進歩してまいります。

写真は創立時から残る当院の建物と2012年に竣工した第3棟です。また、当院ホームページで100周年事業をご紹介しております。ステートメントや記念ロゴなどを公開しておりますので、ぜひご覧ください。

倉敷中央病院 創立100周年