当院の取り組み
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職場改善の取り組み-KMCサークル活動

KMCサークル活動 全病院大会

01概要・歩み

課題抽出
様々な要因から課題を発見

当院では、職員自らが職場の課題や問題点を発見し、その改善に向けて取り組む「KMCサークル活動」が行われています。

KMCサークル活動は1985年(昭和60年)に始まった小集団による改善活動です。診療部門を除く全部門からサークル登録があり、活動を行っています。医師は「協力医師」として活動に参画しています。今年(2016年)は31期目の活動を実施しています。


医師も巻き込んだ活動が展開されます
医師も巻き込んで活動を展開します

KMCとはKurashiki Central Hospital Medical service Controlの略です。

それぞれのサークルは「患者満足向上」「医療安全」「職員満足向上」「業務改善」「地球環境保護」「チーム医療」その他、部署のニーズの高いテーマに取り組んでいます。



02取り組み事例(2015年、第30期活動より)

2014年に活動したサークルの活動をいくつか紹介します。各部門別の発表から選出され、全病院大会で発表したサークルの活動です。

  • スタッフ全員がICLS 以上の知識・技術を持つようデモンストレーションや勉強会を実施した取り組み(看護部門)
    「集中治療部門の看護師はICLS 以上の知識・技術を持っていないといけない」とJCI で求められている、院内急変の多くはICU で受けないといけない、コードブルーの応援もある、という状況をうけて、スタッフ全員がICLS 以上の知識・技術を持てるように取り組んだ。
    スタッフ1人に対して、デモンストレーションや勉強会を最低18 回行った。活動終了後も月2回のデモンストレーションを継続する。
  • SGA の活用と急性期における栄養管理の意識向上を目指した取り組み(看護部門)
    CCU-C ではNST 対象患者の選出が行えていたのは2割ほど。「栄養状態の悪い患者を見落とさない」を目標に活動を行った。さまざまな活動を多職種と協力して行ったが、スタッフからは「栄養評価は難しい」といった声が聞かれ、この声は増える一方で、たどり着いたのがSGA のスコア化であった。取組みが評価され、SGAスコアは院内統一の栄養評価ツールとして使用されることになった
  • 外来化学療法待ち時間減少を目指した取り組み(看護部門)
    外来化学療法センターでは、待ち時間について患者さんへ「点滴の準備ができるまでに1 時間程度かかります」と説明、予約枠以上に予約患者が入っていることも待ち時間につながっている現状があった。医師、薬剤師、医事と定期的に話し合いの場を設け、それぞれの職種で対策と工夫を凝らし、看護師は、看護体制を見直して業務に取り組んだ結果、活動開始時より9 分短縮できた
  • 残薬の管理、削減を推進する取り組み(薬剤部門)
    社会的な関心も高まっている「残薬」(処方されたものの、飲み忘れなどで余った薬)を減らすことができないかと、2014 年度から活動を開始。今年度の活動では、診察前にお薬窓口で残 薬のある患者さんと薬剤師が面談し、余っている薬の日数を診察室へあらかじめ伝えることで、疑義照会よりもスムーズかつ診察室・患者さん双方に負担の少ない介入を目指した。活動を開始した2015 年7月~12月までの間に薬価ベースで200 万円以上の残薬を有効利用できた。
  • 読影補助が技師の業務との認識を高め、読影能力向上を目指した取り組み(放射線技術部)
    CT検査室では撮影後に画像確認し、危機的所見を発見した際は医師への報告を行っていた。しかし、技師の読影能力不足や電話報告体制が整っておらず、十分にできていなかった。
    そこで、積極的に読影補助を行うためにCheck してTellというテーマで活動。読影能力を高めるためにカンファレンスを行い、危機的所見一覧表を作成しました。報告体制についてはマニュアルを作成し、誰でもできるようにした。結果、積極的に読影補助を行うスタッフが増えた。。
  • 災害時避難・急変時対応・感染対策・患者移乗など、緊急時対応の熟練を目指した取り組み(臨床検査技術部)
    超音波・神経生理検査室では、直接患者さんに接するため常に非常時・緊急時に対して意識・注意をもって検査を行わなければならないが、「年に1~数回の訓練やシミュレーションで、いざというとき、本当に対応できるだろうか」という意見が多かった。そこで災害時避難・急変時対応・感染対策・患者移乗などについて自部署のマニュアルを作成したり、勉強会を開いたりしてシミュレーションを行った。回を重ねるごとに新たな問題点が浮上し、また多くの項目について活動したことで不安を0にするという目標には達せなかったことが残念
  • 文書作成支援業務の拡大、新人育成体制構築を目指した取り組み(医療秘書課)
    医療秘書課 中央支援グループは、医療秘書課に属し2013 年11 月に発足、主に文書作成支援を行っている。業務を拡大し、中央支援グループの認知度を高め、より一層必要とされるグループを目指した。
    活動では、新人育成体制の構築・文書作成支援対象科の拡大を軸に据え、倉敷市役所介護保険課と交渉し、先生方より希望のあった介護主治医意見書の院内研修会を開催、介護主治医意見書用の問診表の導入も進めることができた。
  • 5S活動推進により、ヒューマンエラーを削減できた取り組み(中央材料室)
    中央滅菌センターでは、継続して5S 活動に取り組んでいたが、さらなる改善を目指し、5S活動によりヒューマンエラー防止・業務効率化・ルールを守る習慣作り・働きやすい環境作りを目標に活動を行った。JCI 受審が控えており全員がモチベーションを高く持ち積極的に参加できた。ルールを明確化し業務に取り込むことで作業環境が整い、一人ひとりの意識が高まり、ヒューマンエラーを削減することができた。

03全国大会への参加

当院は、2008年より医療のTQM推進協議会主催「フォーラム『医療の改善活動』」に継続して参加しています。

当院を代表する活動を全国に知っていただくと同時に、他院の行っている活動を学び、院内へ伝えることにもつなげています。

2016年は当院が幹事病院となり、倉敷での開催されました。

http://tqmh.jp/forum2016/index.html

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