呼吸器外科

当科からのお知らせ

呼吸器外科では、診療だけでなく、教育・研修、学術活動にも積極的に取り組んでいます。
本ページでは、手術セミナーやドライラボの実施報告、医師の着任など、当科の取り組みに関するトピックスを紹介しています。
最新の情報から順に掲載しています。

2026年7月22日  第74回日本呼吸器学会中国・地方会/第64回日本肺癌学会中国・四国支部学術集会で、当院の医師3名が優秀演題賞受賞を受賞しました

7月18日(土)、19日(日)に広島国際会議場で開催された「第74回日本呼吸器学会中国地方会/第64回日本肺癌学会中国・四国支部学術集会」に参加しました。本学術集会は、日本呼吸器学会と日本肺癌学会の合同開催で、呼吸器内科・呼吸器外科をはじめ、多くの医療関係者が参加しました。
当院からは、初期研修医2年目の玉井建道先生に加え、当科の小林朋近先生と村田祥武先生の3名が演題発表を行い、全員が優秀演題賞を受賞しました。
日々の忙しい臨床業務に取り組みながら、積極的に学術活動にも励んでおります。3名の先生方、このたびの受賞、誠におめでとうございます。

玉井 建道
・「血管浸潤が疑われた横隔神経発生神経鞘腫に対してロボット手術で切除した1例」

小林 朋近
・「当院の降下性縦隔炎に対する術式の検討」

村田 祥武
・「気道閉塞を伴う気管癌に対する緊急から待機手術への治療戦略と手術手技の工夫」

2026年7月11日  京都大学呼吸器外科「夏の研究会」開催のご報告

7月11日(土)、倉敷中央病院にて京都大学呼吸器外科「夏の研究会」を主催しました。
本研究会は年2回、夏と冬に開催されており、夏の研究会は関連施設の持ち回りで行われています。倉敷での開催は2006年以来、実に20年ぶりとなりました。前回の開催時、私は大阪北野病院の後期研修医1年目として参加しており、芳川教授就任初の夏の研究会となりましたが、主催者として再び倉敷でこの会を開催できたことを大変感慨深く感じました。研究会に先立って病院見学も行われ、当院が所蔵する「ゲッチンゲン文書」について、小笠原名誉院長先生からご説明いただく貴重な機会を設けることができました。当日は、将来呼吸器外科を志す初期研修医10名を含む約80名の先生方にご参加いただき、17演題が発表されました。各演題について活発な質疑応答と意見交換が行われ、大変有意義な研究会となりました。
ご参加いただいた先生方をはじめ、開催にあたりご協力いただきましたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。

2026年7月5日  レジナビフェア@インテックス大阪に参加しました

レジナビフェアは、全国の研修病院が一堂に集まる、日本最大級の研修病院合同説明会で、医学生・研修医を対象としたイベントです。当日は医学生の参加が多い印象でしたが、4回生の方も参加されており、将来の進路や病院選択について真剣に考えられている姿が印象的でした。
倉敷中央病院も病院ブースを出展し、研修内容や病院の特徴について個別に説明を行いました。来訪者は昨年よりも増えて、計145名でした。ぜひ多くの研修医の先生方に応募していただきたいと思いますが、まずは一度、見学にお越しいただければ幸いです。

(医学生病院見学 | 倉敷中央病院 RECRUIT SITE)

2026年6月28日  第49回日本呼吸器内視鏡学会学術集会に参加しました(優秀演題賞受賞のお知らせ)

6月25日から26日にかけて、熊本県で開催された第49回日本呼吸器内視鏡学会学術集会に参加しました。
本学会は気管支鏡を中心とした呼吸器内視鏡診療・研究をテーマとする学会ですが、呼吸器内科医のみならず、呼吸器外科医も多く参加しており、診療科を越えた活発な議論が行われていました。
また、本大会では、当院に2021年から3年間勤務され、現在は京都大学大学院医学研究科 医学専攻器官外科学講座 呼吸器外科学 大学院生の福井崇将先生が、優秀演題賞(「蛍光気管支鏡を用いた新規気管血流評価法」)を受賞されました。基礎実験の結果をまとめたものですが、大学在籍時に直接指導に携わらせていただいた立場として、今回の受賞を大変嬉しく感じました。また、倉敷中央病院出身の先生が活躍される姿はとても励みになります。
今後は倉敷においても、本研究をさらに発展させ、臨床応用に向けた取り組みを継続してまいります。

豊 洋次郎
・「RFIDマーキングによる部分切除の有効性―VALMAPとの比較と区域切除への応用―(シンポジウム 末梢小型肺癌に対する術前マーキングの工夫)

熊谷 陽介
・「気管支中枢に発生した肺カルチノイドの3切除例」

2026年6月21日  第38回胸部外科教育施設協議会学術集会に参加しました

静岡県で開催された第38回胸部外科教育施設協議会学術集会に参加し、当科の小林朋近先生が自身の手術経験を発表しました(胸部外科教育施設協議会)。
当学会は、胸部外科領域、心臓血管外科、呼吸器外科に所属する若手教育にフォーカスを当てた学術集会です。医師だけでなく、診療看護師の教育やキャリアパスに関するディスカッションもあり、今後は全国をブロックに分けた活動が進められるそうです。学会後は他施設の先生方とも交流し、教育についての意見交換をしました。

2026年6月11日  倉敷中央病院での研修を志望される先生方へ

2027年度の初期臨床研修医、専攻医の募集要項を公開しました。(倉敷中央病院 RECRUIT SITE
7月5日にインテックス大阪で開催される「民間医局レジナビフェア」には、呼吸器外科スタッフも参加いたします。ぜひ、倉敷中央病院のブースにお立ちよりください。ご質問などがあれば、豊洋次郎(yy19445(at)kchnet.or.jp)まで、ご連絡ください。
※(at)は@マークに置き換えてください。

2026年6月3日  豊 洋次郎 医師の単孔式胸腔鏡手術に関する論文が Surgery Today にアクセプトされました

当院呼吸器外科の豊 洋次郎医師が筆頭著者を務める、単孔式胸腔鏡手術(uniportal VATS)と手術教育に関する論文「Safe Introduction of Uniportal Video-Assisted Thoracoscopic Surgery in an Academic Center: Learning Process and Training Implications」が、Surgery Today にアクセプトされました。
単孔式胸腔鏡手術は、1か所の小さな創から行う低侵襲手術ですが、安全に実施するためには高い技術と手術チーム全体の習熟が求められます。本研究では、京都大学呼吸器外科における単孔式胸腔鏡手術の導入経験を解析し、膜構造を意識した正確な剥離、適切な術野展開、段階的な教育体制により、大学病院の教育環境においても安全に導入できることを報告しました。

本論文は、単孔式手術を「創を小さくする技術」としてだけでなく、開胸手術、多孔式胸腔鏡手術、ロボット支援手術に共通する基本手技を体系的に学ぶための重要な教育モデルとして位置づけています。
今後も、患者さんにやさしい低侵襲手術の発展と、次世代の呼吸器外科医の育成に努めてまいります。

2026年5月21,22日  第69回関西胸部外科学会に参加しました

愛媛県松山市で開催された第69回関西胸部外科学会に参加しました。(プログラム | 第69回関西胸部外科学会学術集会
倉敷から松山までは特急しおかぜで約2時間半の道のりでした。会場のある松山は道後温泉でも知られる歴史ある街であり、学術的な刺激を受けるとともに、心身ともに癒される機会となりました。学会では当科からも発表を行い、他施設の先生方と活発な意見交換を行うことができました。今後も学会活動を通じて最新の知見を学び、日々の診療の質向上に努めてまいります。

豊 洋次郎
・「片肺換気困難症例における両肺換気、CO2送気の有用性」(要望演題:ロボットだからこそできること)
・「局所進行肺癌に対する術前治療後の気管支血管形成術(放射線化学療法と免疫治療)」(局所進行肺癌に対する周術期治療はどうするべきか?(パネルディスカッション))
・ランチョンセミナー座長
「肺癌周術期治療の標準化 完全切除と予後改善のために」
 岡山大学病院 呼吸器外科 枝園 和彦 先生

熊谷陽介
・「当科における胸壁浸潤癌切除例の検討」(胸壁悪性腫瘍・胸壁浸潤腫瘍に対する治療戦略(ワークショップ))

岩澤光哲
・「専攻医3年目の胸腔鏡下右上葉切除術」(JATS-NEXT:若手外科医 手術手技動画コンテスト)

2026年5月15日  第43回日本呼吸器外科学会に参加しました

つくばで開催された第43回日本呼吸器外科学会に参加しました。倉敷から沢山の演題を発表しました。学会中に開催された、単孔式手術のハンズオンに村田先生と岩澤先生が参加し、臨床のスキルアップを行いました。学会後は、京都市立病院、福岡大学、天理よろず相談所病院の先生と交流しました。倉敷で研修される先生は、積極的に学会発表をして頂いています。是非見学にお越しください。

豊 洋次郎
・「術後放射線化学療法後に行った左下葉スリーブ切除後に生じた気管支仮性肺動脈瘤」(会長企画 忘れ得ぬ手術)
・「ロボット前縦隔腫瘍切除におけるlateral approachとsubxiphoid approachの比較」(ビデオシンポジウム)
・「免疫チェックポイント阻害剤を用いた肺癌手術 術前化学療法(NAC)とサルベージ手術の比較」(免疫療法後肺癌手術のTipsとPitfalls パネルディスカッション)
・「RFIDマーキングの現在」 局所再発(PSR研究会イブニングセミナー)

高橋鮎子
・「臨床工学士による呼吸器外科手術のスコープオペレーター導入経験」

村田祥武
・「区域切除後再発の検討と治療成績」肺癌縮小手術・再発対応(口演)

熊谷陽介
・「当科における早期肺腺癌切除例の検討」

岩澤光哲
・「当院の難治性原発性気胸に対する手術治療について」難治性気胸(口演)

2026年5月12日  呼吸器外科学会Summer School2026のお知らせ

2026年呼吸器外科学会Summer School 2026年のインストラクターに、村田祥武先生が選出されました(Summer School 2026)。当院からは、研修医2年目の玉井建道先生が受講者として参加する予定です。

2026年4月27日  第126回日本外科学会定期学術集会に参加しました

札幌で開催された第126回日本外科学会定期学術集会(2026年4月23日~25日)に参加し、最新の診断法や治療方針について学ぶことができました。今後の診療に役立ててまいります。また、夜には参加者同士で交流を深め、有意義な時間を過ごしました。(村田祥武)

  • 高橋鮎子:「RATS右上葉切除標本摘出後に対側下行大動脈損傷をきたした一例」
  • 村田祥武:「肺癌に対する肺部分切除の自動縫合器カートリッジ術中洗浄細胞診の有用性:切離断端の評価」
  • 熊谷陽介:「肺原発滑膜肉腫4切除例の検討
  • 岩澤光哲:「pN1/2と診断されたcT1N0症例に対する肺切除範囲が予後に及ぼす影響について」

2026年4月22日  手術セミナー開催のお知らせ

2026年8月22日(土)、23日(日)に、J&J Institute 東京サイエンスセンターで、第15回京都大学呼吸器外科手術セミナーを開催いたします。
詳細についてお聞きになりたい方や、参加希望の方がおられましたら、豊洋次郎(yy19445(at)kchnet.or.jp)まで、ご連絡ください。
※(at)は@マークに置き換えてください

2026年4月16日  ドライラボ開催のお知らせ

研修医(J2)として呼吸器外科で研修中の玉井建道医師および臨床工学士(CE)の皆さんとともに、院内にてドライラボを実施いたしました。

当院では、研修医やCEが術中に内視鏡操作を担う機会が多いため、基本的な内視鏡操作のトレーニングを中心に実施しました。さらに、手術手技のトレーニングも併せて行うことで、内視鏡の保持や視野展開の質が向上し、実臨床に直結する有意義なトレーニングとなりました。

2026年4月1日  医師着任のお知らせ

小林 朋近 医師が着任しました

2026年2月1日  主任部長着任のお知らせ

京都大学医学部附属病院呼吸器外科(講師)より豊 洋次郎 医師が着任しました。