産婦人科

産科(正常妊娠・異常妊娠)

診療内容

当院は総合周産期母子医療センターではありますが、分娩を取り扱う施設の減少もあり、地域の周産期医療を守る観点からも、極力妊婦さんの受け入れを行うことは重要であると考えています。

当院では産婦さんのアメニティーを重視した自然分娩を基本方針としておりますが、必要に応じ、陣痛誘発、分娩促進も行っています。また、母子の安全に関しては細心の注意を払っております。毎回の妊婦健診では、医師の診察のほかに助産師による個別指導をあわせて行っています。最近では助産師外来も開設し、また、妊娠経過中に前後4回の母親教室(土曜日午後)、2回の両親学級(水曜日夜)を開いています。さらに、産後の乳房外来、個別電話訪問を行うとともに、産後3か月目の褥婦を対象に「赤ちゃん同窓会」を開いており好評です。

正常分娩では妊婦の希望するバースプランを助産師が援助します。また、分娩直後の母子接触にも心がけており、早期の母児同室を行い、母乳栄養を促進しています。

合併症妊娠・分娩については、近隣施設からの母体搬送を常時受け入れており、その数は年々増加の傾向にあります。合併症妊婦、胎児奇形をはじめとする胎児疾患、切迫早産、前期破水症例など、平成28年は176件の母体搬送がありました。

当院の周産期母子センターは、総合周産期母子医療センターとして県の指定を受けています。産科のMFICU(母体胎児集中治療管理室)6床が分娩部に設置されており、隣接したNICUでは超低出生体重児から極低出生体重児、低出生体重児、合併症を有する新生児の管理を行っています。小児科未熟児医療チームと分娩前からのカンファレンスで治方針を検討しながら運営にあたっています。 胎児の疾患に関しては、胎児輸血、胎児胸腹水の除去、人工羊水注入等を積極的に行っており、胎児心疾患や外科疾患に関しても小児科循環器グループ、小児外科グループと共同で管理にあたっています。胎児に問題のある方では夫婦の心理的負担も大きく、臨床心理士によるサポートも行っています。

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