倉敷中央病院−不妊治療
 男性の治療と検査・精巣内精子採取術 (TESE)
検査
精液検査の結果に何らかの異常が見られた場合、男性の検査と治療は泌尿器科にて行います。

精液検査の異常の原因としては精索静脈瘤、ホルモンバランスの異常、遺伝子の問題などが考えられます。検査はホルモンの検査(血液検査)や精索静脈瘤の有無を調べることから始めます。必要に応じて追加の詳しい検査をお勧めすることもあります。
治療
精索静脈瘤が原因として考えられる場合、手術で治療できます。局所麻酔の日帰り手術で行っています。ご希望に応じて全身麻酔で行うこともできます( この場合は2泊3日となります)

その他、生活指導から内服薬、漢方薬による治療、ホルモン療法なども行っています。
患者様一人一人に一番いいと思われる治療をご相談しながら決めていきます。
TESE
精液中に精子がいない場合に、精巣に精子がいるかどうかを調べる検査をおこなうことがあります。Testicular sperm extraction (TESE) と呼ばれています。顕微鏡を用いることもあります(写真左)。精子がいそうなところから、一部を採取します。その場で精子の有無を調べます(写真右) 。精子がいたら、保存します。TESEで得られる精子は数が不十分なことが多いので、ふつうは体外受精、とくに顕微授精をおこないます。
また、凍結精子は融解したときの生存率が低い場合があるので、多くの場合は、採卵と同じ日に再度 TESE を行い、新鮮な精子をもちいて体外受精・顕微授精をします。


    
日帰り、または2泊3日です。
TESEの麻酔は全身麻酔もしくは局所麻酔です。手術に時間がかかることが予想される場合には全身麻酔を勧めています。局所麻酔の場合には、日帰り手術ができます。全身麻酔の場合には、2泊3日の入院となります。詳しくは泌尿器科にてご相談ください。